GJ > 競馬ニュース > 「暴れん坊」マイネルサーパス  > 2ページ目
NEW

JRA朝日杯FS(G1)「暴れん坊」マイネルサーパスが3強を一刀両断!? 「右へ左へ」ふらつき癖解消は?

【この記事のキーワード】, ,

 古馬最強の一角であるスワーヴリチャードは、右回りでは内によれる癖があるため、大阪杯(G1)では早目にまくって先頭、内ラチ沿いを走って優勝した。しかし、マイネルサーパスは内にも外にもふらつくのでこの作戦は取れない。ダートで存在感を示していたアウォーディーは、先頭に立つとソラを使うため、武豊騎手はゴール直前で抜け出すという作戦を取った。マイネルサーパスもこの戦法が最適だろう。しかも、大外から強襲すれば、さらに外に馬がいる可能性は低い。

 父はフォーティナイナー系のアイルハヴアナザー。アメリカの2冠馬だ。3冠目のベルモントS(G1)は脚部不安のため出走できず、そのまま引退。日本で種牡馬になった。しかし、めぼしい結果を出せずに今年アメリカに帰った。そのとたん、マイネルサーパスの登場だ。種牡馬の世界では珍しいことではない。マイネルサーパスには、G1を制覇して父の後継種牡馬になるという任務も課された。

 陣営も丹内騎手も、マイネルサーパスはまだ本気で走ったことがないと言う。まっすぐに走らないのは遊びながら走っているからだろう。本気で走ったらどこまで強いのか底を見せていない。追い切りは軽快なフットワークというよりも、力を持て余しているようなダイナミックさだった。

 荒削りだが未知の魅力にあふれる馬。無敗のグランアレグリア、アドマイヤマーズ、ファンタジストという強敵をなぎ倒せば、馬自身はもちろん丹内騎手もG1初制覇となる。人馬ともに大いに期待したい。

JRA朝日杯FS(G1)「暴れん坊」マイネルサーパスが3強を一刀両断!? 「右へ左へ」ふらつき癖解消は?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. JRA日本ダービー(G1)栗東からサートゥルナーリアの「(秘)情報」! ライバル筆頭「ヴェロックス」の話も
  6. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?