GJ > 競馬ニュース > 武豊「有馬記念2着史」
NEW

武豊「有馬記念シルバーコレクター」の歴史……オジュウチョウサン挑戦への思いと「苦い記憶」の数々

【この記事のキーワード】, ,
武豊「有馬記念シルバーコレクター」の歴史......オジュウチョウサン挑戦への思いと「苦い記憶」の数々の画像1

 23日に競馬のグランプリ有馬記念(G1)が、中山競馬場で開催される。最注目の障害最強馬オジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田正一郎厩舎)は、武豊騎手と勝負に出る。

 武豊騎手は有馬記念を前に「週刊Gallop」に登場。インタビューに応じ、これまでの自身が騎乗した有馬記念の思い出を振り返り、オーナーの熱意、ファン投票3位になったことがオジュウチョウサンへ騎乗の後押しになったと告白。そして「厳しいことはわかっている」と話したものの、「見せ場は作りたい」と力強く語った。

 88年のスーパークリークで有馬記念に初参戦してから、現役最多の3勝を挙げている武豊騎手。その成績はキャリアを通じて[3-8-1-15]。そのためか「Gallop」では、武豊騎手はいい思い出も苦い思い出もあるものの「ただ苦いほうが多いかな、圧倒的に」と語っている。

「88年はスーパークリークとのコンビで4番人気に支持され、オグリキャップらに続いて3着に入線。しかし、最後の直線で外側に斜行し、後続の進路を塞いだとして失格という憂き目にあっています。

 そして翌89年、またもスーパークリークで有馬記念に挑むも、イナリワンにハナ差届かず2着。これがその後、武豊騎手が8度も数えることになる”有馬記念2着の歴史”の始まりとなりました」(競馬記者)

 91年は単勝1.7倍に支持されたメジロマックイーンに騎乗するも、内ラチ沿いを強襲したダイユウサクを捉えきれず2着。14番人気伏兵の一撃に泣いた。

 96年&97年はともにマーベラスサンデーで2着。96年は最後の直線でサクラローレルに突き放されてしまい、翌年は後方から脚を伸ばしてきたシルクジャスティスにアタマ差で敗れている。

 スペシャルウィークでグラスワンダー、テイエムオペラオーと対戦した99年。ほぼ3頭が横並びでゴール板を駆け抜け、決着は写真判定に委ねられた。ゴール後に武豊騎手は勝利を信じていたのかスペシャルウィークでウイニングランを行ったものの、軍配はハナ差でグラスワンダーに上がり、場内は騒然とした。

武豊「有馬記念シルバーコレクター」の歴史……オジュウチョウサン挑戦への思いと「苦い記憶」の数々のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「謎の主取り」ディープインパクト産駒「大盛況」も唯一の敗者……セレクトセール「平均2億円」ディープ特需に埋もれた“13番目の男”とは
  2. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. キタサンブラック産駒を超高価格で落札「謎の購買者」が2年連続で話題に? 昨年の落札馬は「有名オーナー」の名義に
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  9. JRA「6億円」の衝撃から3年、まさかの「名義変更」から2カ月。アドマイヤが“北の大地”で存在感を示す!
  10. JRAも「G1同日開催」を増やすべき? 香港春競馬「大変革」に日本競馬の進化を求める声も……