真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.23 18:34
復帰2戦目バンドワゴン、2年7カ月ぶり「余裕の」勝利! ポテンシャルを見せつけ、すでに「秋G1」への期待も?
編集部
バンドワゴン(JBISサーチ公式サイトより)23日の中京10R・長久手特別。芝のマイル戦、1000万下条件のレースではあるが、今年に関しては多くの競馬ファンから注目されるレースとなっていた。
注目されていたのは、2014年に「クラシック有力候補」と騒がれた素質馬、バンドワゴンが出走していたからである。2歳時の新馬戦、エリカ賞を6馬身、5馬身と逃げで圧勝し、特に新馬では後に皐月賞や有馬記念で2着となるトゥザワールドを置き去りにしていた。3歳になってのきさらぎ賞こそ展開のアヤもあってトーセンスターダムに破れたが、そのポテンシャルには大きな期待がかけられていたのは間違いない。
しかしその後、脚部不安で2年もの間休養。ようやく復帰した今年2月のダート戦。+26キロでは勝負にはならず10着敗戦。そこからまた5カ月を経て、ついに芝のレースに帰ってきた。2番人気だったことからも同馬への期待の高さがうかがえるが、不安を感じながら買った人は多かったのではないか。
しかし、である。結果は1馬身1/4差の完勝。まさに完全復活といえるだろう。
そのレース内容も振るっている。福永祐一鞍上だったが、スタートでいきなり出遅れをかますバンドワゴン。この時点で一瞬諦めた人もいたかもしれない。しかし、その後かかり気味に前に進出し「定位置」である先頭を確保した。レースを引っ張る形同馬は、道中ずっと折り合いを欠いた様子で直線を迎える。
迎えた直線、バンドワゴンは後続に捕まったかのように見えたが、残り200mを切ってから一気に加速。後続を完全に競り落とし、最後追い込んできたトーセンデュークの追撃も余裕をもって交わしてゴールイン。2年7カ月ぶりの勝利を、他馬との実力差を見せつける形でつかんだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
有馬記念(G1)武豊「ウイニングラン」も残酷な結末! スペシャルウィーク、グラスワンダーが激突した1999年…… 最強世代の意地を懸けたラストバトル- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
















