武豊「競馬界の爆弾」スレスレ発言に大爆笑!? 大魔神ブラヴァス「初めてなのに懐かしい」”因縁の関係”匂わすブラックジョーク炸裂
19日に京都競馬場で行われる若駒S(OP)は、トウカイテイオーやディープインパクトといった歴史的名馬も勝ち馬に名を連ねる「出世レース」としても知られている。
近年も2009年の皐月賞馬アンライバルドや、2016年のダービー馬マカヒキが勝利しているが、この2頭を送り出した友道康夫厩舎から、今年も一頭の素質馬が挑戦する。2013、14年とヴィクトリアマイル(G1)を連覇したヴィルシーナの初仔ブラヴァス(牡3歳)である。
ヴィクトリアマイル連覇だけでなく、クラシック三冠をすべて2着するなど長年トップクラスで活躍したヴィルシーナ。そんな母に父キングカメハメハという超良血馬ブラヴァスだが、何よりも注目を集めているのは、本馬をきっかけにオーナーである大魔神こと佐々木主浩氏と、武豊騎手が初めてコンビを組んだことに他ならない。
元メジャーリーガーと競馬界のレジェンドとの初コンビ。すでに競馬界で大きな成功を収め、お互いに世界的な知名度を誇る2人だが、両者がタッグを組んだ意味は単純に大物同士が共闘するというだけに留まらないことは、熱心な競馬ファンの多くが知るところだ。
その辺りの”事情”を、昨年放送された『競馬血統研究所』(フジテレビ系)で武豊騎手がユーモアを交えながら語っている。
詳細は番組をご覧頂きたいが、パーソナリティーで競馬血統評論家の亀谷敬正氏らにインタビューを受けた武豊騎手は、ブラヴァスに関して「良い馬」と評価している。亀谷氏から今後の伸びしろを問われ「あるある」。「まだ走りが、後脚が弱くて前ばっかりで走っている感じだけど、それであれだから」と、デビュー戦で3着に敗れた頃から高く評価していたようだ。
「僕、大魔神さんの馬に初めて乗ったんですよ。ちょっと嬉しかったですね」と競馬界の顔役として数々の大物馬主とコンビを組んできた武豊騎手でも、球界を代表する歴史的投手の所有馬に初めて騎乗したことは感慨深かったようだ。ただ、”感慨深い”理由は他にもあったようで……。
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