真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.24 12:45

JRA「和田竜二17年ぶりG1」ミッキーロケット引退。最後まで”らしさ”見せ
編集部
24日、昨年の宝塚記念(G1)を制したミッキーロケット(牡6歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、現役を引退すると「デイリースポーツ」が報じた。
同紙にミッキーロケットを管理する音無調教師が登場。当初は今年いっぱい現役を続ける予定であり、今年の始動戦となる京都記念へ向けて準備を進めていたものの、「足元の不安のため引退を決断」したと話した。
ミッキーロケットはこれまで24戦5勝。重賞では好走はすれども、勝利まではあと一歩手が届かない惜しい競馬を続けていた。だが、昨年の宝塚記念でついに悲願のG1初制覇を達成。中団から早めに仕掛け、先頭集団を捉える完璧な競馬を見せ、最後は香港馬ワーザーの猛追をクビ差凌いで勝利を収めた。
「鞍上の和田竜二騎手は、テイエムオペラオーで勝った2001年の天皇賞・春(G1)以来、17年ぶりのG1制覇を成し遂げました。
そのテイエムオペラオーが同年の5月に急逝していたこともあり、お立ち台で和田騎手は『オペラオーが後押ししてくれたんだと思います』と声を震わせながら話すシーンは、競馬ファンの胸を打ちました。これからもこのコンビの活躍が期待されていたのですが、残念ですね」(競馬記者)
その後は天皇賞・秋(G1)で5着。暮れの有馬記念(G1)には和田騎手ではなく、O.マーフィー騎手と挑戦して4着。大舞台でも掲示板を外さない”らしい”走りを見せていたが、惜しまれつつターフを去ることとなった。
今後は優駿スタリオンステーションで、種牡馬になる予定。多くの産駒を送り出してもらいたい。

PICK UP
Ranking
23:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?