GJ > 競馬ニュース > 5歳勢奮戦の春
NEW

宝塚記念(G1)ミッキーロケット優勝で「史上最弱世代」返上!? サトノダイヤモンドら「完全終了」の一方、”脇役”たちの才能開花

【この記事のキーワード】, ,
宝塚記念(G1)ミッキーロケット優勝で「史上最弱世代」返上!? サトノダイヤモンドら「完全終了」の一方、脇役たちの才能開花の画像1

 一体、誰がこのような上半期を予想できただろうか。

 24日に阪神競馬場で開催された春のグランプリ宝塚記念(G1)は、7番人気のミッキーロケットが優勝。和田竜二騎手の17年ぶりのG1制覇が大きな注目を浴びることとなったが、その陰でこの上半期は「5歳勢」がしっかりと爪痕を残す結果となった。

 3歳クラシックでは「史上最強レベル」とまで謳われた今年の5歳世代。しかし、彼らが競馬界を席巻すると思われていた昨年は散々たる結果だった。

 前年の有馬記念(G1)で現役王者キタサンブラックとの一騎打ちを制し、次代の競馬界を託されてたサトノダイヤモンドが古馬の壁に跳ね返されると、期待されたダービー馬マカヒキや皐月賞馬ディーマジェスティも思ったような結果を残せず……。2歳王者リオンディーズや桜花賞とNHKマイルCを勝ったメジャーエンブレム、オークス馬のシンハライトらが相次いで引退する中、最も充実するといわれる明け4歳馬たちは尽く敗北を重ねた。

 さらに秋になると、状況はより悪化する。

 大将格のサトノダイヤモンドがフランス遠征を大敗で終えると、今度は3歳世代が躍進。キタサンブラックやシュヴァルグラン、サトノクラウンといった1つ上の5歳世代に歯が立たないだけでなく、1つ下の世代にも台頭を許し、4歳世代はまさに板挟みの状況となった。

宝塚記念(G1)ミッキーロケット優勝で「史上最弱世代」返上!? サトノダイヤモンドら「完全終了」の一方、”脇役”たちの才能開花のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  6. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  7. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  8. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  9. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  10. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶