真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.25 09:38
宝塚記念(G1)ミッキーロケット優勝で「史上最弱世代」返上!? サトノダイヤモンドら「完全終了」の一方、”脇役”たちの才能開花
編集部
一体、誰がこのような上半期を予想できただろうか。
24日に阪神競馬場で開催された春のグランプリ宝塚記念(G1)は、7番人気のミッキーロケットが優勝。和田竜二騎手の17年ぶりのG1制覇が大きな注目を浴びることとなったが、その陰でこの上半期は「5歳勢」がしっかりと爪痕を残す結果となった。
3歳クラシックでは「史上最強レベル」とまで謳われた今年の5歳世代。しかし、彼らが競馬界を席巻すると思われていた昨年は散々たる結果だった。
前年の有馬記念(G1)で現役王者キタサンブラックとの一騎打ちを制し、次代の競馬界を託されてたサトノダイヤモンドが古馬の壁に跳ね返されると、期待されたダービー馬マカヒキや皐月賞馬ディーマジェスティも思ったような結果を残せず……。2歳王者リオンディーズや桜花賞とNHKマイルCを勝ったメジャーエンブレム、オークス馬のシンハライトらが相次いで引退する中、最も充実するといわれる明け4歳馬たちは尽く敗北を重ねた。
さらに秋になると、状況はより悪化する。
大将格のサトノダイヤモンドがフランス遠征を大敗で終えると、今度は3歳世代が躍進。キタサンブラックやシュヴァルグラン、サトノクラウンといった1つ上の5歳世代に歯が立たないだけでなく、1つ下の世代にも台頭を許し、4歳世代はまさに板挟みの状況となった。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛