真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.25 15:20
JRAも驚愕「黒魔術」でスタッフ絶望!? 世界最強ゴドルフィン「3週間で痩せろ」”珍指令”に栄養士が危険性指摘
編集部
競馬つらつらより
昨年のドバイワールドカップ(G1)の覇者サンダースノーなど、日本を含めて世界中で約600頭以上の現役馬を所有しているゴドルフィン。そんな「世界最強」オーナーブリーダーの”珍指令”が話題になっている。
ゴドルフィンは公式SNSを通じて「騎乗スタッフは2月1日までに体重を67kg以下とする」と通知――。
「体重が67kgを超えるスタッフは、すぐに騎乗を停止すること」とし「2019年2月1日までに体重を67kg以下に落とすことを目標とし、毎週体重測定が行われる。この期日になっても67kgを超える騎乗スタッフは、社内の”能力向上手順”に従わなければならない」(ジャパン・スタッドブック・インターナショナル訳、以下同)と騎乗スタッフに対して、厳しい姿勢を見せている。
日本の競馬界ではあまり聞かれないが、これだけを見れば「さすが世界のゴドルフィン」と感心させられるところだ。だが、この”指令”が下ったとされるのは、今年の1月8日のこと……。
つまり期限となる2月1日までには、わずか「3週間程度」しかないということになる。体重は人それぞれだろうが、まともなダイエット方法で結果を出すのに3週間が短すぎることは、我々のような一般人でも理解できるところだろう。
これに異を唱えたのが騎手協会の上席栄養士ダン・マーティン氏だ。
マーティン氏はSNSを通じて「素晴らしい目標」とゴドルフィンの意識の高さを称賛した一方、「やり方に問題がある」と発言。「発汗・断食・自己誘発性嘔吐(自ら吐くように仕向ける)を助長するでしょう」と、あまりにも短いダイエット期間に懸念を示している。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛