GJ > 競馬ニュース > マツリダゴッホは「狂気の天才」?  > 2ページ目
NEW

「時代遅れの血筋」に「日本で勝ち切れない欧州種牡馬」を次々と覚醒させるマツリダゴッホは、やはり「狂気の天才芸術家」なのか……競馬界の鬼才がサラブレッド生産の常識を覆す

【この記事のキーワード】, ,

 今回、取り上げたカルヴァリオ、それにロードクエストの共通点は冒頭で触れた通り「母系が地味なこと」である。ちなみにロードクエストの母マツリダワルツは、岩手競馬のオークスに値するひまわり賞の勝ち馬だが、本来、とてもJRAで重賞を勝つような産駒を送り出せる母系ではない。

 さらにはマツリダゴッホ産駒の中で、ロードクエストに次ぐ稼ぎ頭となるアルマワイオリも祖母に1992年の2歳女王スエヒロジョウオーを持ちながらも、その父はトウショウペガサスという零細血統だ。

 だが、この3頭に共通するのは、母父に底力に優れた「欧州の種牡馬」がいることだ。

 カルヴァリオには1996年のキングジョージ(G1)を制したペンタイアが、ロードクエストには1997年のブリーダーズCターフを制したチーフベアハートが、そしてアルマワイオリにも1997年のジャパンC(G1)を制したピルサドスキーが配合されており、共に日本では期待されたほどの成功は収められなかったが、マツリダゴッホと配合されたことで再び輝きを放っている。

「時代遅れ」と揶揄されるような地味な血統が、欧州の底力溢れる種牡馬を経由し、マツリダゴッホと配合されることで現代競馬において活躍する……。

 まるでマツリダゴッホが、地の底に潜った「古き良き血の力」を覚醒させる”スイッチ”のようにも感じられるだけに、カルヴァリオの今後の活躍も楽しみだ。

「時代遅れの血筋」に「日本で勝ち切れない欧州種牡馬」を次々と覚醒させるマツリダゴッホは、やはり「狂気の天才芸術家」なのか……競馬界の鬼才がサラブレッド生産の常識を覆すのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. JRA・M.デムーロ「ノーザン系クラブ」に干され、リーディング8位転落……サンデー・シルク・キャロット「月1」しか乗れず
  3. JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
  4. 何故「第二の武豊」は誕生しないのか。矢作芳人調教師「改革案」の根底にあるJRA競馬学校の「ドタバタ」方針転換とは
  5. 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
  6. JRA何故「干された」M.デムーロ騎手が抜擢されたのか。約3年ぶりキセキとのコンビ復活……昨年わずか7鞍の「疎遠状態」が一変した理由
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬