真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.25 16:56
JRA藤田菜七子「カメラ拒否」報道はお門違い。マスコミ要求にすべて応える必要なし
編集部
「大きく扱われるに連れて、『彼女に適用される新減量ルールを男性騎手がやっかんでいる』『カメラ嫌いで、カメラマンからのポーズ要求を拒否』などネガティブな報道も散見されるようになりました。
斤量軽減については騎手クラブ会長を務める武豊騎手が自身のサイトで『この新規定の考え方を騎手会側から要望したのは藤田菜七子騎手がデビューする前のことで、彼女の人気にあやかったわけではないのです』とバッサリ。菜々子騎手のために作成されたわけではないですし、それで彼女をやっかむのはお門違いです。
また写真のポーズについては、菜七子騎手が昨年の夏に『東スポ』の取材で、通算31勝を達成しG1騎乗が可能となった際、そのレース後にカメラマンから指を『3』と『1』にするポーズを要求されたが断ったと話していました。本人曰く31勝は通過点であり、さらに『毎回ああいう要求されるのですが、ちょっと嫌だったので』とのことでした。今回の50勝は区切りのいい数字ですが、ポーズを拒否したのは本人にとってはそれすらも通過点だった、ということでしょう。
それに、メディアからお願いされたからといってそのすべてに応える必要はないはずです。普段から競馬を扱わないメディアとしては、菜々子騎手が女性ということもあってその点をことさら強調したいと考えるのでしょうが、それは彼女の意図するところとは違います。それを取り上げて『カメラ嫌い』とするのは違和感がありますね」(競馬記者)
一挙手一投足に注目が集まる菜々子騎手。メディアとの付き合い方にはこれからもさまざまな悩みがつきまとうことになるだろう。だが、そのような雑音が気にならなくなるほどの活躍を繰り広げてほしいものだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛