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JRA・デムーロ兄弟「幼い」カントルの成長は!? 弥生賞(G2)でダービー馬弟が激走か

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 これまでの4戦、すべて異なる騎手が騎乗し、誰もが高い素質を認めながらも気性の若さを弱点として指摘している。もちろん、一戦ごとに気性も成長していることだろう。同じ騎手が騎乗していないので成長度はわからないが、まだ成長が足りないことは確かなようだ。今回は重賞勝ち馬2頭が相手になる。精神面の弱さが露呈してしまうと苦戦することになりそうだ。

 しかし、気性が若いということは、気性が成長すればもっと走るということ。藤原調教師が「長い計画を立ててやっていく」と言っていたように、これまで選択されたレースはクラシックを目指す素質馬との戦いだった。たとえば500万下で負けたサトノルークスはタッチングスピーチの全弟という良血。先週のすみれS(オープンL、芝2200メートル)でホープフルS(G1、芝2000メートル)2着のアドマイヤジャスタを下し、皐月賞の有力候補になった。

 精神面が改善されればカントルの能力は計り知れないということになる。前走から約1カ月。それほどの成長はないかもしれないが、3歳の若駒は短期間で驚くほどの成長を遂げることもある。わずかなでも成長していれば、それは大きなプラスだ。カントルの好走に期待しよう。

 弥生賞に臨むにあたって藤原調教師は「乗り難しいところはある馬だけど、能力は間違いないので重賞のここでも好勝負をしてくれると思っている」とのコメント。なるほど気性の問題は乗り方の問題でもある。今回の鞍上は新馬戦以来となるM.デムーロ騎手。数多くの気性に問題のある馬に跨がり、いくつもの結果を出してきた名手だ。デムーロ騎手の手綱さばきにも期待したい。

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