GJ > 競馬ニュース > アルアイン「最上位格」  > 2ページ目
NEW

金鯱賞(G2)アルアイン「最上位格」勝利必須の経歴。「中京は合う」陣営の自信も

【この記事のキーワード】, ,

 そして最大のアドバンテージが相手関係。昨年、アルアインが先着を許した相手はレイデオロ、スワーヴリチャード、キセキなどの超一流メンバー。もし、ここにレイデオロが出走していれば圧倒的な1番人気になる。そして、アルアインは大阪杯(G1、芝2000メートル)の前哨戦京都記念と天皇賞・秋の前哨戦オールカマーでレイデオロと好勝負している。この金鯱賞ではかなり格上的存在と見るべきだ。

 僚馬のペルシアンナイトには大阪杯(G1、芝2000メートル)とマイルCSで2回負けている。しかし、ペルシアンナイトはアルアインと「真逆」で、昨年は年明け初戦も秋初戦も5着。休み明けは走らないタイプだ。他の強豪にとってもここは大阪杯に向かうためのステップ。休み明けこそ走るアルアインがレイデオロのいないここで勝てる可能性は十分だ。

 東スポのYouTube動画の取材に対して池江調教師は「昨年は1つも勝てなかったので、今年は結果を出したい」と答え、ただし「最近はずるくなって目一杯走っていない」とも語っていた。今回はレースでブリンカーを装着するそうだ。ブリンカーがアルアインの闘志をかき立てるかもしれない。

 この金鯱賞はチャレンジC(G3、2000メートル)を鮮やかに勝ったエアウィンザーが1番人気になりそうだ。しかし、これまでの相手には大いに疑問がある。しかも、勝負弱いことで有名な血統。皐月賞を勝ち、強豪と鎬を削ってきたアルアイン。少なくとも遅れてやってきた同世代の新顔には負けられない。

金鯱賞(G2)アルアイン「最上位格」勝利必須の経歴。「中京は合う」陣営の自信ものページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  6. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?