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JRA海外馬券「闇雲」売上至上主義に疑問の声? 約2年「勝利なし」「前2走ダート」クルーガーが芝のドンカスターマイル(G1)出走も……

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 2016年の凱旋門賞(G1)で約42億円を売り上げ、華々しいスタートを切ったJRAの海外馬券発売。しかし、日本のレースと比較して出走馬に関する情報が少ないからか、馬券売り上げは年々トーンダウンしている。

 最も関心の高い凱旋門賞の売り上げでも、約42億円→約34億円→約25億円と絵に描いたような右肩下がり。チェスナットコート(13着)とソールインパクト(14着)が出走した昨年のコーフィールドカップ(G1)では、わずか2億4206万1200円の売り上げに終わった。

「昨年は8年ぶりに日本馬が海外G1を1勝もできないシーズンでした。そういった点も、海外競馬に対するファンの関心が下がっている要因かも。しかし、今年の凱旋門賞は年度代表馬のアーモンドアイと凱旋門賞を連覇しているエネイブルが激突する可能性があるとして、早くから注目されています。これが今年の目玉レースになるんじゃないでしょうか。

海外競馬的には、まずは30日に行われるドバイワールドカップデー。ターフを予定しているアーモンドアイを筆頭に日本馬が活躍することで、また海外競馬への関心が高まるといいですね」(同)

 18日に成田空港から出国を予定しているクルーガー。管理する高野友和調教師は『サンスポ』の取材に対して「環境の変化に動じない馬ですし、色々な馬場にも対応できる馬」と期待を寄せている。

 ここを勝って海外G1馬として凱旋帰国となるか。ただ、海外馬券売り上げの”最低記録”を更新しないかも心配だ……。

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