EX風林火山・滝沢和典「大復活」はシナリオ通り!? 渋谷ABEMAS“予言者”白鳥翔が語る「4着回避率トップ」の理由 麻雀Mリーグ【場外対談企画】

――ええ! 白鳥翔って本名なんですか!?

白鳥:本名ですよ!ってか、今更ですか!(笑)。

――失礼いたしました(笑)。さっそくMリーグのことを伺おうかと思うんですが、滝沢さんといえば「復活」が大きな注目を集めました。

滝沢:おかげさまで、ありがとうございます。

――昨年のドラフト会議では選ばれた21人のMリーガーの中で唯一、会場入りせず……。当時、不調だったこともあって「選ばれると思ってなかった」というお話を伺ったんですが。

滝沢:思ってなかったですね。やっぱり最高のリーグ戦になるわけですから、過去の実績よりも「今」強い人が選ばれるだろうなという、個人的な思い込みはありました。

――ご自身の中で「100%選ばれることはない」と思っていた?

滝沢:あくまで僕個人の見解ですけど、僕自身が選ぶなら僕を選ばないだろうな。100%とは言いませんが「そんなに甘いものじゃないだろう」と。それにもし選ばれそうであれば、少しくらいは“噂”が漏れ聞こえるんじゃないかなと。

白鳥:まったくなかったですよね。僕自身は自分が50%くらいだと思ってたんですが、事前にそういう話は一切なかったです。

滝沢:それで「やっぱりないだろうな」と。(ドラフト)当日は自宅で一応テレビはつけてましたけど、子供と遊んでて音だけ聞いてました。それでいきなり「滝沢和典、日本プロ麻雀連盟」って聞こえて……。

――なんと。

滝沢:それも2巡目だったじゃないですか。それで「うわあああああっ」ってなって、その時はまだ嬉しい気持ちとかはなかったですね。

――嬉しいよりも驚きの方が大きかった。

滝沢:その時は髭も剃ってなくて、完全にオフモード。とても家から出られるような格好じゃなかったです。ですから、その後「指名された選手は壇上へお集まりください」という流れになったんですけど、僕はテレビの前でただ腕組んで見てることしかできなくて……。

――行っとけばよかった? 出席自体は任意でしたけど。

滝沢:関係者の方や、壇上の他のMリーガーたちに挨拶できずに「申し訳ないな」という気持ちはありましたね。

――白鳥さんは滝沢さんがいらっしゃらないことに気付いてましたか?

白鳥:はい。でも「滝沢さんっぽいな」と。自分に厳しい人なので呼ばれないと思ってるんだろうなって。かっこ良くない生き方はしないんですよ、滝沢さんは。言ってしまえばカッコ付けなんですけど、僕はそれが好きなんで。

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