GJ > 麻雀ニュース > 藤田晋氏『RTD』欠場理由  > 2ページ目
NEW

藤田晋氏『麻雀RTDリーグ2018』欠場「理由」を語る。オーガナイザーとしての「手応え」とプレイヤーとしての「葛藤」の狭間で出した結論とは

【この記事のキーワード】, ,

「トッププロと戦うのは、コンディションを整えるのも大変で……(欠場の理由は)単純にスケジュールの問題ですね」

 そう、リーグ欠場の理由を切り出した藤田氏だったが、結論に至るまで相当な葛藤があったことは想像に難しくない。

 本来、これだけの大企業の舵を切る立場の人間が、本業と関係のないところでプロと互角になるほど1つのことにのめり込むのは、周囲からすれば決して歓迎できるものではないはずだ。

 それでも藤田氏はここまでそういった”常識”を覆して、サイバーエージェントを成長させ続けてきた。あえて困難な局面を選択する姿勢はさらなるカリスマ性を集め、自身のモチベーションを上げてきた側面もある。そんな人物だからこそ、今回の欠場をただ趣味の節制というわけではなく、ある種の「挫折」と捉えているかもしれない。

 実際に、藤田氏は理想と現実をギリギリまで思案し『WHITE』もしくは『BLACK』の「片方だけ出ることも考えた」という。しかし、それでは逆に対戦間隔が開きすぎるため、麻雀から遠ざかった日々を送る内に「競馬でいうと休み明けみたいな」状態になってしまうそうだ。

 競馬でも、最もハイレベルなG1レースに出走する際は、日頃の鍛錬に加え、基本的に1戦もしくは2戦の”叩き台”を使う。そうしてコンディションと実戦感を万全に整えるからこそ、本番で最大限のパフォーマンスを発揮できるというわけだ。

 そういった意味で団体の垣根を超えてトッププロがしのぎを削る『RTDリーグ』は、すべての戦いが「G1級」ということなのだろう。実際に出場選手のほとんどがタイトルホルダー、競馬で言えばG1馬である。

藤田晋氏『麻雀RTDリーグ2018』欠場「理由」を語る。オーガナイザーとしての「手応え」とプレイヤーとしての「葛藤」の狭間で出した結論とはのページです。GJは、麻雀、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 麻雀
  • 総合
  1. 萩原聖人「95%は辞めるつもりだった」Mリーグ「引退」について告白……歴史的大敗からの逆襲のカギは原点回帰。今一度考えるべき「雷電の麻雀」とは
  2. 麻雀Mリ-グ「開幕1カ月」を渋谷ABEMAS多井隆晴&赤坂ドリブンズ鈴木たろうが斬る! 麻雀界「二大巨頭」が革命的リーグを大予言!?
  3. 多井隆晴が「藤田晋ロス」に悲痛の叫び!? 初代王者が大苦戦を強いられた「ラスなし記録の罠」とは【RTDリーグ2018インタビュー】
  4. 宝塚記念(G1)「最速最強」多井隆晴の大本命は!? 麻雀界の威信を懸けた「驚愕の情報網」が導き出す渾身の5頭公開!
  5. 最強グラドル・長澤茉里奈が「麻雀&Mリーグ」をアツく語る!! 「打倒芸人?」「将来は〇〇経営」熱意溢れる”まりちゅう”に直撃インタビュー!
  6. オンライン麻雀Maru-Jan が贈る麻雀AI「KIRIN」。AIがあなたの牌譜を解析し、最適打牌を提案。
  7. 【RTDリーグ2018石橋伸洋インタビュー】惨敗の過去2年「黒いデジタル」は何故「猫」だったのか? 代名詞・国士無双「放銃上等」驚きの戦略とは
  8. KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大「卒業」に秘められた思いを告白。「100m歩くのに10分もかかった」盟友・佐々木寿人にさえ明かさなかった満身創痍の3年間
  9. Mリーグ多井隆晴「どうやったら彼女できんの?」を白鳥翔がメッタ斬り!? 「とりあえず○○をやめなさい!」【渋谷ABEMAS対談インタビュー】
  10. 多井隆晴×佐々木寿人、Mリーグ開幕直前「No.1対談」実現! 通算「+922.1pt」VS「+803.1pt」2大エースは何故勝てるのか……見えた「強者」の共通点
  11. 【RTDリーグ2018村上淳インタビュー】涙の敗退から2年。最高位として「最低でも決勝進出」を掲げた男の決意と自信