麻雀Mリーグ『U-NEXT Pirates』は勝って”魅せる”! 登録470万を誇る「ネット麻雀界の覇者」小林剛×朝倉康心×石橋伸洋スペシャル対談

――AbemaTVの「将棋チャンネル」では、すでにそういった番組がある。

朝倉:そうですね。将来的には麻雀界でトップになる人が、それこそ羽生(善治)名人みたいな知名度になってほしいですね。

石橋:解説にしてもマニアックな内容ばかりでは、そういう人しか見てくれなくなるので、他のメジャーな競技に例えるとか、できるだけわかりやすくする努力は必要。僕自身も勉強しなきゃと思いますし、見てくれる人が増えることで麻雀界全体のレベルも上がる。僕自身が麻雀を強くなりたくてプロになったので、いつかは将棋の藤井聡太さんみたいに若くて強い人が出て来てほしいですね。

――最後に10月1日に開幕するMリーグへの意気込みを。

小林:例えばTEAM RAIDEN(電通)の萩原聖人(連盟)さんとか、EX風林火山(テレビ朝日)の二階堂亜樹(連盟)さんとか有名な方がいる中で、僕を1位に選んでくれて……さらに朝倉、石橋という僕にとってやりやすくて、強いメンツを選んでくれたU-NEXTさんには、とても感謝しています。

「Mリーグを勝つこと」にこだわったメンバーを選んで頂いたことは、本当にありがたいです。

朝倉:華のある手役や高打点とは、逆のタイプの3人。だけど「勝ちに来た」からこそ「結果を出さないと」という思いはあります。これで負けてしまうと「なんだ、麻雀ってポン、チーしたら負けるじゃないか」と思われてしまうので、それは言われたくないですね。

「勝ちを追求した麻雀」でしっかり結果を出したいと思います。

石橋:僕たちのスタイルは、手役や高打点を作って”魅せる”ことよりも「勝つこと」を重視した麻雀。僕たちは結果を出して「勝つことで魅せる」ことができると思うんです。だからこそ、勝たなきゃ意味がない。僕が結果を出せば、頼もしいチームメートが結果を出してくれる。

 U-NEXTさんには「勝つためのメンバー」を選んで頂いたので、まずは4/7の優勝決定戦、そして優勝を目指したいです。

小林:我々は3人とも天鳳名人位の経験者ですし、これまでネット麻雀界とリアルとを繋げてきた自負があるんですね。ネット麻雀人口は非常に多いですし、Mリーグを通じて「ネット麻雀で強い人は、リアルでも強い」というところを見せていければなと思います。そして、それができるチームだと思います。応援、よろしくお願いします。
(文=浅井宗次郎)

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