麻雀Mリーグ「10月18日」セガサミー「大黒柱」近藤誠一VS「復活」雷電・萩原聖人! 個人トップ「舌好調」多井隆晴の解説にも注目!!
【U-NEXTパイレーツ】‐19.6(チーム5位)
出場選手:朝倉康心 54.9P(個人7位)
リザーブ:小林剛、石橋伸洋
開幕2戦目を任された石橋伸洋がデビュー戦で初トップを飾るなど、好スタートを切ったパイレーツだが、トップ獲得は現在もこの1回のみ。ここ最近は一進一退の攻防が続き、ポイントが伸び悩んでいる。
最大の原因はチームのポイントゲッターとして期待されるドラ1小林剛が、-25.2Pの個人12位に留まっていることだ。先週のRTDリーグ準決勝では、盤石のリードで順当に決勝進出を決めた小林。しかし、Mリーグではトップに立ちながらも大物手に放銃し、”勝ち試合”を取りこぼすシーンが目立っている。チームも初めて、決勝ボーダーとなる4位以下に転落した。
そんなパイレーツからは朝倉康心が先発を託された。現在、4試合を戦ってすべて2着とチームに着実な貯金をもたらしているが、獲れそうで獲れないトップが続いているだけにフラストレーションも溜まっているはず。ここはスカッと個人初トップを飾っておきたいところだ。
【TEAM雷電】‐124.0(チーム6位)
出場選手:萩原聖人 -107.3(個人20位)
リザーブ:瀬戸熊直樹、黒沢咲
プレイングマネジャーの瀬戸熊直樹の奮起によって、なんとか食らいついている印象のTEAM雷電。瀬戸熊自身はRTDリーグでも2度目の決勝進出を決めるなど充実。調子は確実に上がっているはずだが萩原聖人、黒沢咲がその勢いに続けるか。
特に、先発を託された萩原聖人の状態は気になるところだ。
ここまで4試合を戦って、-107.3Pの個人20位とあまり良いところがない。もともと我慢に我慢を重ねて大物手を繰り出すタイプだが、ドラが増える分、手役が軽視されがちな赤ありルールに苦戦している印象だ。
先日のRTDリーグではゲスト解説として登場したが「僕もこういうことをやった方がいいのかな」と、迷いとも取れる発言もあった。果たして、Mリーグ成功のキーパーソンの一翼を担う男は、己の麻雀を貫けるのか。正念場が訪れている。