麻雀Mリ-グ「開幕1カ月」を渋谷ABEMAS多井隆晴&赤坂ドリブンズ鈴木たろうが斬る! 麻雀界「二大巨頭」が革命的リーグを大予言!?


多井:相手からリーチが掛かったら、誰でも警戒するじゃないですか。でも赤ありだと、鳴きとか黙テンでも簡単に8000点とかになっちゃうんですよね。守備意識が足りてないと、そういうのに打っちゃう。僕はそれがあんまりないので、今のところは上手くいってますね。

――個人ランキング首位ばかり注目されているが、多井さんの放銃率はわずか5%程度(当時)。これはだいたい「2試合で1回放銃するかどうか」という確率。

多井:5%はちょっと出来過ぎです。でも、やっぱりたろうさんは普通の人とはモノの見方が違うから、すぐルールの「本質」に気付いちゃう。本当は、もう少しバラしてほしくなかった(笑)。彼はホントに天才ですよ。僕の憧れですからね。

たろう:いやいや、多井さんの方が天才でしょ(笑)。でも実際、朝倉(康心、U-NEXTパイレーツ)や剛くん(小林剛、U-NEXTパイレーツ)だけじゃなくて、タッキー(滝沢和典、EX風林火山)とか、瀬戸熊(直樹、TEAM雷電)さんとか、村上(淳、赤坂ドリブンズ)っていう守備意識が高い人も、ちゃんと上位にいるんですよね。

多井:麻雀が日本に伝わって100年くらいなんですけど、競技の歴史としてはまだまだ浅くて……その間にセオリーとか常識が、次々変わっているんですよね。「今の常識が、3年後には非常識」になってても全然おかしくない。だから今はまだ麻雀プロ全体がアイデア豊富に、色んな事をどんどんやっていかないといけない時期なんです。僕は所詮、秀才タイプなんですよ。普通の人が一生懸命頑張れば、届く範囲に自分はいると思ってますね。でも彼は違う。アイデアの先駆者ですよ、たろうさんは。

たろう:まあ、アイデアの切り口は色々持っていたいタイプですね。

多井:僕も色々やってきましたけど平々凡々というか、理屈の延長線上なんですよね。その点、たろうさんは独創的。21人のMリーガーの中でもゲーム脳というか、理論がズバ抜けてますね。だから僕も彼の麻雀を解説するのは本当に大変なんです(笑)

■ユニフォームの表記に秘められた「思い」

――多井さんはチーム紹介の時は「OOI」なのに、ユニフォームの表記では「OI」。

多井:何でなんですかね?(笑)

たろう:「No.1」とか、最初のMリーガーとしての「01」じゃないんですか?

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