麻雀Mリ-グ「開幕1カ月」を渋谷ABEMAS多井隆晴&赤坂ドリブンズ鈴木たろうが斬る! 麻雀界「二大巨頭」が革命的リーグを大予言!?


多井:いやいや、特にこだわりはないです。その内、どっちかに統一するかも。強いて言えば「OOI」にするか「TAKAHARU」にするか迷ったくらいですね。

――そういえば、たろうさんは「SUZUKI」じゃなくて「TARO」。

たろう:鈴木は一杯いるじゃないですか。だから僕の方から「TAROにしてください」ってお願いしました。僕もその方がしっくりくるし。

――たろうさんと同じ日本プロ麻雀協会にもう1人、この先Mリ-ガーになってほしい「SUZUKI」がいる。

多井:達也か!

たろう:実は、そういう思いもちょっとあります。達也とは協会でずっと一緒にやってきましたし、RTDリーグでも良いライバル。僕が決めることじゃないんで難しいですけど、協会のためにも「いつかMリ-グに来てほしい」のはありますね。

■「絶好調」渋谷ABEMASの意外な不安要素

――渋谷ABEMASは多井さんだけじゃなく、白鳥翔選手や松本吉弘選手も好調。

多井:そうなんですよ。ただ、ちょっと気になってることがあって……。

――気になること?

多井:2人の麻雀が、ちょっと僕に寄せ過ぎてる感があるんですよ。放銃率が下がったり、リーチ成功率が上がったりしているのは「ちょっと僕の影響が強過ぎるのかな」と思って。彼らが今まで培ってきた麻雀とのバランスもあるし、必ずしも僕の影響を受け過ぎることが良いこととは限らないんですね。

たろう:2人ともまだ若いから。多井さんの影響はめっちゃ受けるんじゃないですか。実績も麻雀界で断トツだし、Mリ-グで結果も出てるから見習おうとするのは普通。

多井:練習とかでも、どうしても僕の意見とか考え方が力を持っちゃう。ただ、これが良いことなのかはわからないんですよ。特に松本はあまり型に嵌めたくない。一杯転んでもいいから、今はノビノビやってほしい。26歳から僕みたいにピヨピヨ我慢してたら、逆に強くならないから。

――あえて教え過ぎないようにしている。

多井:そんな感じですね。今は独創性とか、アイデアとかを自分でいろいろ考える時期。まず「アガリ」を第一に考えてほしい。放銃が罪なんじゃなくて、アガリ逃しの方がむしろ罪だって思ってほしいんですよ。麻雀っていうのはどこで攻めて、どこで守るのかが肝心で、20何%アガる代わりに、しっかり10何%振り込まないとダメ。ちゃんと振り込むことも大事だよね?

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