麻雀Mリ-グ「開幕1カ月」を渋谷ABEMAS多井隆晴&赤坂ドリブンズ鈴木たろうが斬る! 麻雀界「二大巨頭」が革命的リーグを大予言!?
たろう:自分のバランスで攻めた結果、当たっちゃうのはしょうがない。僕も放銃したくはないですけどね。
多井:え、放銃したくないの? あんなにバンバン危険牌切ってくるのに(笑)
たろう:したくないに決まってるじゃないですか!(笑)もちろん、僕も押さなきゃダメな時はわかってますよ。3割くらい「当たりそうだな」と思ってても切る時は切るんですけど、やっぱり当たられたくはないじゃないですか。僕は残りの7割を引きたいんですよ。
多井:僕はそういう(まず放銃になる牌を切る)時はストレス軽減のために、打って「ロン!」って言われた時の事をまず想像します。ロンされて「うううっ……」っていうのをまずシミュレーションしてから切る(笑)
たろう:ああ、それ僕もいっしょですね(笑)ロンって来ると思って切ってます。
多井:そう思って切ると通った時は単純に幸せになりますし、ロンって言われても「読みが合ってた」って思えるじゃないですか。どっちもストレスがないんですよ(笑)
たろう:そうそう。もちろん、当たられたくはないんですけどね。
多井:僕は、たろうさんは全部わかってて、スリルを楽しんでるのかと思ってた☆
たろう:そんなわけないですよ。僕はアガりたいだけです!(笑)
■赤坂ドリブンズ・リーチ超人の「変身」
――たろうさんの赤坂ドリブンズも好調を保っている。
多井:ドリブンズは強いですよ。たろうさんをドラフト3位で獲れたのは、めちゃくちゃ大きくて僕の中で、たろうのドラ3はあり得ない。実力的に「ドラ1で当然」と思ってたから、Mリ-グの七不思議の1つですよ。
たろう:いやいや、選んでもらえただけありがたいですよ。
――ドラフト唯一の3チームの競合になった。
多井:そりゃ、みんな行きますよ。ABEMASは松本が獲れたんでよかったですけど、ドリブンズは園田(賢)、村上(淳)と、いい3人が揃っちゃった。
たろう:”麻雀バカ”が3人揃った感じですね。よくチームで練習もしますし、考え方で似てる部分も多いから僕もやりやすいです。
――特に「リーチ超人」村上選手の”変身”ぶりには驚きの声も大きい。多井さんも「攻撃のバリエーションが増えている」と警戒していた。
多井:良い感じで鳴きが増えてるよね。前よりも的確に鳴いてくるイメージ。