麻雀Mリ-グ「開幕1カ月」を渋谷ABEMAS多井隆晴&赤坂ドリブンズ鈴木たろうが斬る! 麻雀界「二大巨頭」が革命的リーグを大予言!?


たろう:本人もMリ-グが始まる前は、どうすべきか相当悩んでたみたい。一時、剛くんみたいに鳴きまくってる時期があったから「それはやり過ぎ」ってツッコミました(笑)。剛くんは前からああいうスタイルだから経験があるけど、ずんたん(村上)がそれをやったら、ずんたん本来の良さが消えちゃうから。

多井:園田も大舞台の経験が少ないだけで、もともと強いんですよ。たぶんドリブンズとは、決勝の24試合で戦うことになると思いますね。

■女性選手の「苦戦」……麻雀で女性は通用しないのか

――Mリ-グの話題の1つが男性選手と女性選手との混合戦だが、開幕から女性選手の苦戦が目立つ。「女流は通用しない」という厳しい声も聞かれるが。

多井:たまたまでしょうね。魚谷(侑未、セガサミーフェニックス)さんも言ってますけど、男女の差がないところが麻雀の魅力の1つですから。特にMリ-グに出てくるようなトッププロだと、そんなに大きな差なんかないと思います。実際、僕は女流に弱いですから(笑)。

たろう:たぶん5人しかいないから余計に目立つのかな。麻雀は基本的にはパズルゲームで、パズルだと論理的に物事を考えられる男性脳の方が向いているって言われますけど、麻雀はもっと複雑で色々な要素があるので、一概には言えないと思いますよ。

多井:パズルの上手な女の子なんて、そこら中にいるし(笑)。でも、プロ全体でいえば「男子の方が、レベルが高い」というのはありますね。

――それは生物学的なことが原因?

多井:いえ、強いて挙げれば「環境」の違いですね。Mリ-ガー21人で男子が16人、女子が5人選ばれましたけど、それに倣うなら麻雀プロ全体でも今、男性プロが1600人くらいで、女性プロが500人くらいいるんですよ。女性はもっと少ないかな。

たろう:少ないでしょうね。

多井:単純に考えて1600人のトップクラスと500人のトップクラスなら、争ってる人数が多い方がレベルが高くなるのは当然ですよね。だけどトップ中のトップの実力は、男女ほとんど差がないと思います。亜樹(二階堂亜樹、EX風林火山)ちゃんとか、魚谷さんは男性相手にタイトル獲ってますからね。まだまだ始まったばっかりですし、これからドンドン勝ちだすと思いますよ。

たろう:男女差が小さいのがマインドスポーツの良いところですから。女流でも強い人は一杯います。

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