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パチンコ「4.1分煙化」いよいよ開始……ホールの動向に注目が集まる

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 4月1日から施行される改正健康増進法により、パチンコホールも原則禁煙となる。ファンの多くが喫煙者として知られるパチンコ業界。

 駅のホームや公共施設で喫煙ができなくなるなど、社会的な「禁煙」あるいは「嫌煙」の波が押し寄せた時期でもパチンコホールはある種の聖域として認識され、「ちょっと吸いに」ホールへ訪れる人も少なくなかった。

 一説にはパチンコユーザーの5割が喫煙者とも言われ、この禁煙化が及ぼす影響は計り知れない。特にパチンコファンの動向は最大の焦点となっている。大手居酒屋チェーンとして初となる店舗禁煙施策を敢行した「串カツ田中」は大幅な客数減に苦しんでいるといった報道もある。

 パチンコ同様、喫煙と密接な関係にある居酒屋がこのような状況となっている以上、これをメルクマールに危機感を募らせるのも無理のないことである。喫煙専用室や喫煙ブースの設置によって、なんとか客足を停滞させないような施策がホールに必要となるのだ。

 現状では、この喫煙専用室や喫煙ブースが対応の主流に移るが、吸いながらパチンコ・パチスロを遊技できる方法もある。それは加熱式だ。加熱式なら煙についての防止基準を満たしていれば「ながら遊技」が可能となる。

 ただ、このエリアは施設の一部という条件があるため、例えば平屋建ての大型店舗だとエリアが限定されるので、ホールに訪れる喫煙者ファン全員を受け入れられるほどのキャパシティを確保できるかどうかが問題となる。

 一方で、加熱式が喫煙可能エリアについて、あくまで施設の「一部」としか言及がなく、全体のスペースに対してどの程度占用できるか具体的な指標が明示されていない。あくまでホール側の自己判断に任せられている。

 ここで有利になるのが、駅前や繁華街などの複数階層で運営しているビル型店舗。1階は完全禁煙、2階は加熱式エリア、3階に喫煙ブースを設置する、といったフロアごとに仕様を変えることが可能となる。

 とにかく、加熱式であればとりあえず喫煙しながらの遊技が可能となるので、ファンもホールもメーカーも「抜け穴・抜け道」が大好きな印象なので、その方向にシフトしていくのであろうか。

 しかし、この加熱式にも落とし穴が存在する。

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