パチスロ「BIG448枚」搭載の5号機初期を代表する名機!!【5号機回想～うる星やつら編～】

　パチスロが4号機から5号機へと移行したタイミングで採用された「重複フラグ」。5号機初期は、その重複フラグとRT機能をゲーム性のメインとする仕様が多く、高橋留美子の漫画をモチーフとした銀座の『パチスロうる星やつら』は、同タイプの代表的マシンのひとつといえる。

　搭載されたボーナスはハイパービッグ、ビッグ、REG各3種類の計9種類で、同色絵柄揃いのハイパービッグは約448枚、左・中リール同色絵柄揃いのビッグは約351枚、左・右リール同色絵柄揃いのREGは約104枚の獲得が見込める。ボーナス合算出現率は設定1：289.98分の1～設定6：217.00分の1で、機械割は設定1：96.9％～設定6：108.8％となる。

　ボーナスは単独のほかスイカ、チェリー、チャンス目と同時成立する可能性があり、最も重複期待度が高いのは21.7％～27.8％でボーナスへと繋がるチャンス目。スイカは期待度0.6％と低いが、同時成立時は例外なくハイパービッグが約束される。

　チャンス目は2種類ある1枚役を引き込めない箇所で押すと停止し、その後は10G間のプチRT「ガールハントタイム」へ移行。ガールハントタイム中は演出が頻発し、最終的に連続演出、とりわけ「君待てども…」や「君さりし後」へ発展した場合は激アツだ。

　また、ガールハントタイム10G以上消化で連続演出へ発展せず、ガールハントタイム7ゲーム以内で連続演出へ発展、大波→弁天＋おユキ登場も同様に大チャンス到来となる。

　通常時は、まず左リール上or中段にラム絵柄を遅く押す感覚で18番チェリーを狙い、スイカを上段まで引き込んだら残りリールにも同絵柄をフォロー。プチRTはチャンス目「中段リプ・リプ・チェリー」を停止させなければ発動しないことから、目押しミスで左リール上段に赤7絵柄が停止した場合は中リールにBAR絵柄を狙って1枚役をハズす必要がある。

　ボーナス告知後は、中リールに青7絵柄及びラム絵柄を含むボーナス時は中リール上段に当該絵柄を、左リールに赤7絵柄を含むボーナス時は左リール枠上に赤7絵柄を狙い、それぞれ中段、上段停止時はそのままボーナス入賞。一方、それぞれ下段、上段停止時はベル成立の可能性があるので、ボーナス絵柄をハズしてベルを奪取したほうがお得となる。

　ビッグ中はミニゲームの結果が重要で、液晶画面上にキャラクターが停止されたら対応絵柄を左リール中段にビタ押し（三宅しのぶ→ベル、藤波竜之介→スイカ、サクラ先生→チェリー、ラン→1枚役）。これに成功すれば高スコアが表示され、高スコア（最長99メートル）ほど高設定に期待できる。

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