2021年「パチンコ販売台数」トップはあの老舗メーカー! 総台数は前年比116%の約110万台
パチンコ・パチスロ情報サイトの「パチンコビレッジ」は先日、「パチンコ・パチスロ販売実績2021」を公開した。
これによると、パチンコの総販売台数は前年比116%の約110万5,000台。前年は過去10年で初めて100万台を割り込む約95万5,000台だった。
機種別トップ10に触れると、まず1位は王道ループタイプ&図柄揃いオール10Rを魅力とする三洋物産の『Pスーパー海物語IN沖縄5』で、販売実績は8万8,000台。2位はもうひとりのマリン「アイマリン」をフィーチャーした甘デジ『PAスーパー海物語 IN 沖縄5 with アイマリン』、3位は『海物語』遊パチシリーズ初の遊タイム搭載機『PA大海物語4スペシャル Withアクネス・ラム』で、販売実績はそれぞれ6万4,000台、4万6,000台を記録した。
『海物語』シリーズの新規則機への入替需要が影響したこともあって三洋物産のマシンが上位を占めた中、4位に食い込んだのがサンセイR&Dの『P牙狼月虹ノ旅人』と、ビスティの『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』。前者は初代の遺伝子を受け継いだ1種2種混合タイプ、後者は「スマートハンドル」を採用したシンプルなV確STタイプで、共に約4万1,000台を売り上げた。
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6位は初代「黒海」を進化継承させた三洋物産の『P大海物語4スペシャル BLACK』(3万6,000台)、7位は超速出玉を誇るキラータイトルのライトバージョンで、やはり三洋物産製造の『P大工の源さん超韋駄天 LIGHT』(3万3,500台)。以下、銀座の『P北斗の拳9 闘神』(3万2,000台)、ビスティの『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』(3万1,500台)、『ぱちんこ ウルトラマンタロウ2』(2万5,500台)と続いた。
メーカー・グループでの販売台数を見ると、1位は三洋グループで36万1,500台(16機種)、2位はSANKYOグループで17万9,000台(22機種)。以下、ニューギングループの9万5,000台(14機種)、サンセイR&Dの9万台(10機種)、京楽産業.グループの7万8,000台(9機種)と続いた。
ちなみに、過去10年のメーカー・グループでの販売台数トップは、2012年が京楽産業.グループで48万8,500台、2013年が三洋グループで42万2,500台、2014年がサミーグループで33万台、2015年がサンセイR&Dで31万8,000台、2016年・2017年が三洋グループで39万台、32万9,000台、2018年・2019年がSANYOグループで21万4,500台、18万9,500台、2020年が三洋グループで29万2,000台。
トップ3まで目を向けても三洋グループ、SANKYOグループ、京楽産業.グループが多くランクインしており、安定した販売実績を残していることがよく分かる。
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