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パチンコ業界「旧基準機・撤去」の影響は…甘デジ人気シリーズなど新台の動向へ注目

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 保通協は1月4日に型式試験の実施状況を公開した。公開されたのは12月に実施された型式試験の結果で、資料によるとパチンコは受理件数77に対し、結果書交付が72、適合19型式、不適合53型式で適合率が約26.4%となった。

 一方のパチスロは75の受理件数に対し、結果書交付が90、適合が30型式、不適合が60型式で適合率が約33.3%。ちなみに、じゃん球が1件試験に出されたようだ。

 気になる不適合事例を確認してみると、興味深い案件があった。「遊技盤の大きさが規則で定める値を越えていた」。パチンコの巨大化はとどまるところを知らないらしい。冗談はさておき、さらに気になる事例が。

 それは「普通電動役物」に関わるもので、少し規則から逸脱した性能が確認されたという。P機で躍進を遂げた1種2種混合システムに続くネクストブレイク機能として注目されている「普電」を扱っている事例だけに今後の展開も注目される。

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 このように常に新たなシステムやゲーム性をファンに届けようと努力しているパチンコメーカーだが、2021年の1年間を通してみると、パチンコは受理件数が988で結果書交付が910、適合313型式で年間の適合率は約34.4%となっている。2/3が落とされていると考えれば十分とはいえないだろう。

 業界ニュースを発信する「遊技通信」によれば、CR機が盛り上がりを見せていた15年前では年間600以上が適合していたというので、単純に倍の台数は新台をリリースできる計算となる。旧基準機の撤去のこともあるので、市場にパチンコ台が枯渇しないようにしたいところだ。

 その新機種について、西陣が『Pおばけらんど2022』の発売を発表した。2000年に登場した『CRおばけランド』のシリーズ最新作となる本機は、大当り確率が1/99.9の甘デジタイプでリリースされる。

 確変割合は62%だが、突入率が約66%で継続率が約77%となる連チャンモードを搭載。電サポ回数は次回まで、50回、10回の3パターンある。大当りラウンドは2or5or10ラウンドの3種類で右打ち中は最大出玉約800発が10%の割合で獲得できる。

 また、遊タイムも搭載。突入条件は通常確率299回転消化で、379回の電サポが発動するようになっている。注目の導入は2月21日より順次の予定だ。

(文=木戸範孝)

<著者プロフィール>
 Webメディアに掲載されるスポーツ関連記事の作成および編集業務を経験。その後はGJにて競馬やパチンコ・パチスロ、スポーツなどを担当している。現在はパチンコ・パチスロ分野に力を入れており、自身が好む爆裂タイプの動向に注目している。業界ニュースも担当。業界関係者への取材を元に、新台関連の記事も多く作成している。

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