AT最高継続率は破格の95%!! 特殊システムが多数備わったパチスロ人気シリーズ！

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、SNKプレイモアのパチスロ5号機『ドラゴンギャル～双龍の闘い～』）について書いていきたい。

最高継続率95％の上乗せゾーン搭載のAT機!!

　純増2.5枚のAT「双龍乱舞」が出玉増加の軸となる本機。通常時は、規定G数消化及びレア役による抽選で突入するCZ「ムイムイチャレンジ」や、通常時の毎Gで抽選される「双龍チャレンジ」などでAT当選を目指していくゲーム性だ。

　双龍乱舞は1セット50G＋αのG数上乗せ＆セットストックタイプ。消化中は赤7揃いでセットストック、レア役で直乗せやバトル上乗せゾーン「功夫バトル」、勝利で上乗せ性能が強化される「黄金龍同行中」突入となる「黄金龍（ホアンロン）襲来」の抽選を行う。

　上乗せ特化ゾーンとなる「功夫バトル」は、バトル勝利or成功している限り継続。そして継続率はシナリオ管理となっており、その最高継続率はなんと95％を誇る。

　消化中は「競り合い、挑発、先制、敵攻撃回避、反撃」と多彩な上乗せパターンが存在し、各セットでさまざまな演出を楽しみながら上乗せをしていくことが可能。また、ムイムイなら上乗せ量、リンなら上乗せ頻度と味方キャラよって優遇されるポイントが異なるため、上乗せパターンと同様に登場するキャラも注目ポイントだ。

継続で上乗せ＋超上乗せゾーンのチャンス!! 

　さらに、VS画面中はレア役成立で「直乗せ＋功夫バトルストック」濃厚という明確な叩きドコロもあり、タイミング良くレア役を引くことができれば、ストック&継続率によるロング継続も可能だ。

　そしてバトル終了時や継続時の一部で、平均上乗せが200Gにもなる「覚醒RUSH」に突入。一度突入すれば「継続、上乗せ、覚醒RUSH」と3つの抽選を受けることができる楽しさ満点の上乗せゾーンとなっている。

　その他には、宝玉を貯めた数だけ功夫バトル継続＋上乗せとなる「宝玉システム」や、レア役間・規定G数消化でレア役が出現する「強制レア小役システム」など、多彩な出玉システムを搭載。常に打ち手を飽きさせない秀逸なゲーム性も本機の魅力といえる。

　筆者は同シリーズが好きで本機もよく打っていた。AT開始直後に「黄金龍同行中」に移行してセットストック2つ&150Gの上乗せに成功し、さらにその後「功夫バトル」からの「覚醒RUSH」で470Gを上乗せするなどして、一撃4000枚オーバーを達成したのは今でもよく覚えている。

　ちなみに、同シリーズを手がけたSNKプレイモアは、2015年11月にパチスロ事業からの撤退を発表。そのため、本機が事実上ラストのシリーズ機となってしまった。

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