真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.01 17:06

小倉競馬場の新馬戦が「テイエムだらけ」! 実況困らせるレースが出来上がる理由は?
編集部

7月31日、小倉競馬場では5Rに新馬戦が行われたのだが……。
勝利したのは1番人気のテイエムヒッタマゲ。先手を取りそのまま逃げ切る強い内容だった。鞍上の田中健騎手はこれで通算100勝とうれしい勝利となったのだが……。
このレース、ネット上ではとにかく「テイエムテイエムうるさい」という声が多かった。そりゃあ勝ったのがテイエムヒッタマゲなのだから連呼もするだろうというものだが、そうではなかった。
実はこのレース、「テイエム」の冠名がついた競走馬が全部で6頭も出走していた。
テイエムヒッタマゲ
テイエムミナンカゼ
テイエムハシッド
テイエムタネガシマ
テイエムチューハイ
テイエムキュウドン
書くのも億劫である。
なぜレースが「テイエム」馬ばかりになったかといえば、このレースが「九州産馬限定」の新馬戦だからだ。北海道に比べて生産規模が小さいことから、それを奨励する形でこのようなレースが用意されている。その中でも、テイエムオペラオーなど名馬を所有した実績もある馬主の竹園正繼氏が経営するテイエム牧場がその代表格。というわけで、九州産馬限定レースになると「テイエム」の馬の割合が一気に高くなるというわけだ。
縮小傾向にあるとされる九州の馬産ではあるが、北海道で種付けをして九州に持ち帰り出産するという「持ち込み」の九州産馬も増えたことなどの影響で、レベルは上昇傾向にあるようだ。テイエムヒッタマゲの今後の活躍にも期待である。
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 【セレクトセール】JRAも驚愕の2日目!? ABCマートとラウンドワンも爆買い!ディープ産駒が1億から一瞬で4億7000万円へ!全体総括も
- JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!