真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.12 15:30

【ローズS(G2)展望】ラスト一冠・秋華賞(G1)に向けて桜花賞馬ジュエラーとオークス馬シンハライトが激突!一騎打ち濃厚も「伏兵」に台頭の余地あり!
編集部

秋競馬が開幕し、早くも3歳牝馬「3強」対決の第2章が幕を開けようとしている。
18日に阪神競馬場にて開催される秋華賞(G1)トライアル・ローズS(G2)で、桜花賞馬ジュエラーとオークス馬シンハライトが激突する。
秋を迎え、「3強」の一角メジャーエンブレムや、オークス2着のチェッキーノ、忘れな草賞を勝ったロッテンマイヤーなどが故障離脱している3歳牝馬戦線。さらには先週の紫苑S(G3)が重賞に昇格したため、オークス3着のビッシュなどの有力どころもそちらへ流れた。
そのため、今年のローズSは春のクラシックを分け合った2頭の一騎打ちという様相が極めて濃くなっている。
その中でも最大の注目点は、春を順調に戦えたシンハライトよりも、桜花賞制覇後に左前脚を骨折したジュエラー(栗東・藤岡厩舎)がどこまで立ち直っているかに尽きるだろう。
「骨折の影響はまったくない。馬体の緩さも、ひと追いごとになくなってきている」と陣営は状態面に自信を持っているようだが、実際に骨折の症状は重くなく、桜花賞馬は8月半ばに帰厩。そこから順調に調整が重ねられている。
現在、馬体自体は桜花賞時の494㎏よりも20kgほど増えているそうだが、陣営は「成長分もある」とコメント。1週前追い切りでは栗東の坂路で4F53.9秒、ラスト12.3秒と軽快な動きを見せており「しまいが速くていい動きだった」と納得の動きだったようだ。
無論、目標はまだ先だが、本番を見据えてここでも無様な競馬はしたくない。チューリップ賞(G3)ではシンハライトに先着を許したものの、桜花賞では見事にリベンジ。オークスは故障で不在の内に、ライバルの手に渡った。ラスト一冠に向けて、まずは完全復活した姿を見せてほしいところだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA最強の「幸運馬主」Dr.コパが語るヤナガワ牧場「大成功」秘話!キタサンブラック、コパノリッキーが誕生したのは「〇〇」のおかげ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 帝王賞(G1)古川吉洋「暴走」で「武豊×テイエムジンソク」チェンジの可能性……個人馬主と「逃げ」という共通点