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エリザベス女王杯を占う重要な一戦! 8頭の重賞勝ち馬、勢いに乗る上がり馬が集った「府中牝馬S(G2)」に大注目!!

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 今回は稽古で軽快な動きで好調をアピール。「予定通り。状態は今回の方がいい」と陣営も納得の表情を浮かべており、前回以上の好走が期待できそうだ。2年以上、マイルを超える距離は使っていない状況だが「折り合いは心配のない馬だよ」と中川調教師は不安を感じていない様子。引き続きC.ルメール騎手とのコンビで臨むココで重賞2勝目を狙う。

 近9走で「8連対」と勢いに乗るシャルール(牝4歳、栗東・松永幹厩舎)にもチャンスはある。前走のクイーンSでは、4コーナー手前から抜群の反応で抜け出す完璧な展開だったが、タイム差なしの2着と惜敗。しかし陣営は「秋に繋がる内容」と確かな手応えを掴んだ様子であった。万全な調整が施されてきたようで、調教では力強い走りを披露。「充実している感じ。東京のこの距離で勝っていますし、楽しみはありそうです」と松永調教師は色気十分なコメントを残している。過去に3勝を挙げている、最も得意な距離で初タイトルを狙う。

 シュンドルボン(牝5歳、美浦・矢野英厩舎)も侮る事はできない。

 芝1800mは【4・3・0・0】と抜群の安定感を誇っている本馬。中山牝馬Sでは、先日の毎日王冠を制したルージュバックを差し切り快勝。56キロを背負ったマーメイドSでも、勝ち馬とコンマ1秒差の4着と勝ちに等しい競馬を展開と力がある事は既に証明済だ。

休養明けとはなるが、9月から順調に調整が施されてきた様子。「リズム良く走ってくれた。太め感もない」と吉田豊騎手がコメントしているように、力を出せる状態と判断していいだろう。矢野調教師は「態勢は整っている。結果を出したい」と気合十分だ。

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