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香港競馬もおまかせ!全G1レースの重賞穴馬データを緊急公開!

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 11日はいよいよ有馬記念と並ぶ暮れの大一番香港国際競走が行われる。香港カップ(芝2000m)、香港マイル(芝1600m)、香港スプリント(芝1200m)、香港ヴァーズ(芝2400m)と4つのG1レースが行われる非常に豪華な一日だ。

 日本からの出走馬も豪華絢爛で引退レースとなるモーリスとエイシンヒカリの一騎打ち、そして高松宮記念とスプリンターズステークスを制した2頭の春秋短距離王ビッグアーサーとレッドファルクス、安田記念を勝ったロゴタイプなど8頭のG1馬が遠征している。

 そして注目はなんと言っても馬券の販売があることだ。発売方法はインターネット投票(即PATまたはA-PAT会員)のみだが、日本で行われる阪神ジュベナイルフィリーズと合わせてこの日は合計5つのG1レースの馬券が購入できるのだから、こんなに美味しい話は無い。好評の「重賞穴馬データ・香港編」も緊急公開するので、ぜひ参考にして馬券も楽しんでいただきたい。

香港ヴァーズ(日本時間15:00発走 香港4R 芝2400m)

 香港ヴァーズが行われる長距離路線は香港馬にとって鬼門といえる条件。香港競馬はマイル以下の短距離路線が主流で全体の80%を占めており、年間でも2400mのG1レースは2つのみでその条件を目標にする馬は多くない。外国から馬を輸入して走らせる香港競馬のスタイルでは、そういった長距離適性のある馬は長距離路線が主流のヨーロッパなどに流れていくからだ。

 その傾向はこのレースでも明かであり、過去10年で香港馬は1勝のみ。あとはフランスが5勝、イギリスが3勝。アイルランドが1勝となっている。ただし過去5年に絞ると上位15頭のうち香港馬は4頭を占めており、ようやく香港馬の逆襲が始まったとみてもいいだろう。過去10年で6番人気以下で3着以内に好走した馬は8頭。その国籍は

香港 2頭
日本 1頭
イギリス 2頭
フランス 2頭
ドイツ 1頭

 となっているが過去5年に絞れば4頭の激走馬のうち香港馬が2頭となっており、地の利を活かした香港馬の激走が波乱を演出している。

 なおフランス調教馬が10年連続で3着以内に好走しており複勝率は48.1%と高いが、その13頭のうち11頭は4番人気以内と基本的には人気馬が中心。狙いは香港馬とイギリス馬に絞られる。

 次に前走は多種多様だが、ジャパンカップと凱旋門賞出走馬以外は8着以内の成績が望ましい。さらに香港馬ならジョッキークラブカップ(G2)に出走。海外勢はG1レース出走がベストのためイギリスのビッグオレンジは除外。

 過去に人気薄で好走した香港馬に共通するのは勢い。2014年6番人気3着のカーヤは前走一般戦2着。2011年6番人気2着のサムザップはジョッキークラブカップを勝利していた。人気薄の香港馬を狙うなら前走で勝ち負けの競馬をしていることが望ましい。そこで今年狙うのは「フレイムヒーロー」だ。前走ジョッキークラブカップは8番人気2着と勢いに乗り、7歳セン馬というのもサムザップと同じ。鞍上のパートンは2013年にこのレースを香港馬ドミナントで勝利している相性もいい。このレースは昨年優勝馬のハイランドリールとシルバーウェーヴが抜けたレースで3番手以降は大混戦。勢いに乗るフレイムヒーローの大駆けがあってもおかしくはない。

◎穴馬データ注目馬

⇒ フレイムヒーロー

★その他の注目馬

ハイランドリール
シルバーウェーヴ
ヌーヴォレコルト

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