GJ > 競馬ニュース > 【きさらぎ賞(G3)展望】
NEW

【きさらぎ賞(G3)展望】クラシックの主役へ「超大物」サトノアーサーが始動! 偉大なる先輩サトノダイヤモンドが歩んだ「王道」へ

post_16917_satono.jpg

 5日に京都競馬場で開催されるきさらぎ賞(G3)は、今年も「サトノ」が話題の中心となるようだ。

 昨年のきさらぎ賞で異次元のパフォーマンスを披露し、一躍クラシックの主役に躍り出たのがサトノダイヤモンド。皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)こそあと一歩のところで戴冠を逃したが、秋には菊花賞(G1)を制覇。年末の有馬記念(G1)も制して、今やキタサンブラックと並んで現役最強を争う存在となっている。

 そんなサトノダイヤモンドに続きたいのが、大器とウワサされるサトノアーサー(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。

 デビュー戦を単勝1.1倍という圧倒的な人気で迎えたことからも、本馬の前評判が極めて高かったことがうかがえるが、そんな周囲の期待が爆発的に高まったのが前走のシクラメン賞(500万下)のパフォーマンスだろう。

 阪神外回りの1800mで行なわれたレース。スタートでやや立ち遅れたものの中団につけたサトノアーサーだったが、最後の直線で末脚が爆発。上がり3ハロン32.7秒という凄まじいキレで楽に抜け出すと、最後は流してゴール。後続には3馬身以上の差をつけており、大物感あふれる走りだった。

 1週前追い切りでは久々の分、7ハロンを3頭併せでびっしりと追われて98.2秒、ラスト12.2秒。併せた古馬を置き去りにしている。この動きには管理する池江調教師も「トモ(後脚)に筋肉がついてきた」と合格点。

 今後は昨年のサトノダイヤモンドと同じように皐月賞へ直行するプランが濃厚。賞金の上積みが必須となれば、結果を残せる状態に仕上がっているとみるのが妥当だろう。

 また、唯一の不安点だった鞍上問題も主戦の川田将雅騎手が全治数カ月と見込まれていた骨折から、わずか1カ月足らずで復帰。万全とはいかないかもしれないが、この馬に懸ける「執念」が体を突き動かしたのだろう。

【きさらぎ賞(G3)展望】クラシックの主役へ「超大物」サトノアーサーが始動! 偉大なる先輩サトノダイヤモンドが歩んだ「王道」へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
  2. 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
  3. 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
  4. 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
  5. セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
  6. JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
  7. コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
  8. JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
  9. タガノエルピーダ×M.デムーロ「新タッグ」でオークスヘ!「タイトルを獲得したいものと夢見ております」悲願の初G1制覇目指す名オーナーの希望となれるか
  10. 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか