真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.17 08:43

ゴールドドリームの好材料が揃い過ぎて「逆に怖い」?大混戦のフェブラリーSを制すのは”パーフェクトデータ”を持つ「最強世代」の刺客か
編集部
しかし、確かに昨年2着のノンコノユメ(チャンピンオンズC、3番人気2着)などはその典型である一方、2009年のフェブラリーSをレコードで制したサクセスブロッケンは、前年のジャパンCダートで2番人気に支持されながら8着惨敗。2着のカジノドライブも同レースを3番人気で6着に敗れたが、見事に巻き返している。
11年前の2006年のカネヒキリ(共に1番人気1着)を加えれば、このジンクスはさらに強固なものになるだろう。そういった点で、昨年のチャンピンオンズCで2番人気に支持されていたゴールドドリームは大敗したものの、見限るのは「早計」といえるのではないだろうか。
さらに、この伸び盛りの4歳馬を後押しするのが「僕の好きなタイプの馬」と惚れ込む鞍上のM.デムーロ騎手の存在だ。
先週の京都記念(G2)でサトノクラウンを連覇に導いたデムーロ騎手は、5日の東京新聞杯(G3)に続いて現在重賞連勝中と絶好調。実は昨年も京都記念の制覇から、このフェブラリーSも含めた重賞騎乗機会5連勝を達成するなど、勢いに乗り始めると手が付けられなくなる名手でもある。
コース相性、データ、そして絶好調の鞍上とあまりにも好材料が揃い過ぎ、「逆に怖い」感もあるゴールドドリーム。カフジテイクやサウンドトゥルーといった上位人気馬が「急遽の乗替わり」という不安を抱えている今、頼りになるのは、やはり「最強世代」なのかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター