GJ > 競馬ニュース > 彗星ペルシアンナイト  > 2ページ目
NEW

皐月賞、アーリントンCからの「少数派ローテ」彗星ペルシアンナイト! 路線変更の原因はソウルスターリングに敗れた「辛い過去」にあるってホント?

【この記事のキーワード】, ,

 ただ、2歳戦が進むに連れて状況は変わってくる。アイビーSの優勝馬は他でもない、のちに2歳女王まで上り詰めるソウルスターリングだったのだ。先週の桜花賞こそ3着に敗れたが、チューリップ賞まではG1含む4戦全勝。紛れもなく世代トップクラスの女傑なのだから、アイビーSの敗戦があったからといって「クラシックで敵わない」とまで気を落とす必要はなかったわけだ。

 何よりも、アーリントンCから再び皐月賞へ矛先を向けてきたことがその証。管理する池江泰寿調教師は東スポの取材に対し「1週前追い切りは動き、反応ともに良かった。血統的にも中距離をこなせないとは思っていない」というコメントを残している。果たして2戦目が終わった段階で同じ返答が得られただろうか。真相は池江師の胸の中にしかない。

 ただ、アイビーSの敗戦を軽視できるとはいえ、皐月賞が厳しい戦いになることは間違いないところ。何より2000m以上のレースを経験していないことが気がかりだ。気性面にそこまで問題のあるタイプではないが、突然の距離延長に戸惑わないという保証はない。

 過去を振り返ると、アーリントンC優勝→皐月賞好走の道筋をたどったのは2002年のタニノギムレットや2001年のダンツフレームなどが思い浮かぶ。前者はのちにダービーを、後者は古馬になってから宝塚記念を制した名馬だ。ペルシアンナイトが皐月賞で好走するにはやはりG1級の素質が必要不可欠なのかもしれない。

皐月賞、アーリントンCからの「少数派ローテ」彗星ペルシアンナイト! 路線変更の原因はソウルスターリングに敗れた「辛い過去」にあるってホント?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  2. 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
  3. 【天皇賞・春(G1)予想】「盾男」武豊騎手&サリエラから三連複1点勝負!
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春(G1)】リピーターはディープボンドではなく「長丁場で大崩れがない」アノ1頭? 単穴は「豊富なスタミナが武器」の堅実派…まさに伏兵といえるベテランも? 超強力“現場ネタ”から紐荒れで狙える伏兵が浮上!?
  6. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  7. 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
  8. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】
  9. 【天皇賞・春】武豊、横山典弘を敵に回して豪脚一閃!マヤノトップガン&田原成貴の試行錯誤が三強対決に断【競馬クロニクル 第53回】
  10. 【NHKマイルC(G1)展望】ジャンタルマンタルVSアスコリピチェーノ「2歳マイルG1馬対決」実現! 重賞ウイナー総勢9頭「超豪華メンバー」が集結