真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.27 08:53

天皇賞・春(G1)会見で「火花バチバチ」!? いよいよ迫った『世紀の対決』に武豊騎手も「本当に大一番」ルメール騎手も「今年一番のレース」と太鼓判!
編集部

26日、天皇賞・春(G1)における共同会見が行われ、キタサンブラックの主戦・武豊騎手と、サトノダイヤモンドの主戦・C.ルメール騎手が会見に臨んだ。
現役王者同士の「世紀の対決」と謳われている今年の天皇賞・春。その中心にいるのは昨年の年度代表馬キタサンブラックと、それを年末の有馬記念(G1)で破った新世代の旗手サトノダイヤモンド。お互いがお互いを嫌が応にも強烈に意識せざるを得ない状況で、それぞれの主戦騎手の「発言」に注目が集まった。
「キタサンブラックは一番のライバルですからマークしたいですね」
そう切り出したのはルメール騎手だ。レースプランについて質問された際、「(昨年の)有馬記念と同じくらい(ポジション)で乗りたいです」とやはり最大のライバルを強く意識しているようだ。
昨年の有馬記念ではキタサンブラックを意識した早めの競馬。道中これだけ前目に位置取ったのは、スピードの違いで前に行ったデビュー戦以来のことだ。完全にキタサンブラックをマークする形での競馬となったが、結果的に着差がクビ差であったことを考えると、その作戦は「功を奏した」といえるだろう。
実際にレースは最後の直線入り口で先頭を争っていたサトノダイヤモンド、キタサンブラック、ゴールドアクターの3頭で決着しており、前が止まらない分、後ろの馬の出番は一切なかった。昨年の天皇賞・春でもキタサンブラックとカレンミロティックが同じようなレースを展開しており、ルメール騎手は今回もキタサンブラックを意識した早めの競馬をしたいと考えているようだ。
ただ、気になる点がある。
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
関連記事
天皇賞・春で初戴冠を狙うシュヴァルグランに「嫌~な」データ?阪神大賞典2着馬はあの「歴史的名馬」すら惨敗したジンクスが
天皇賞・春(G1)最大の惑星シャケトラは「G1級」!? サトノダイヤモンドの池江調教師が「2強ではなく『3強』対決」と評する大器がベールを脱ぐ!
天皇賞・春の2強対決は今年に限り「最強枠」で決着? 過去8年「5勝2着1回」連対率75%の「1枠」よりも狙い目な”流れ”とは
サトノダイヤモンドは「ジンクス」を破る馬!? 武豊キタサンブラックとの「死角なし対決」の行方
天皇賞・春へゴールドアクターが横山典弘と新コンビで挑む!漂う「頭打ち感」打破のためには競馬界きっての「意外性」が必要不可欠?