「競馬の必勝法」を角居勝彦調教師が伝授!? 競馬ビギナー必読の一冊「競馬感性の法則」を見逃すな!
ウオッカ、ヴィクトワールピサ、カネヒキリ、シーザリオ、エピファネイア……数多の歴史的G1ホースを管理し、栗東調教師でも唯一無二といえる実績を残してきた 角居勝彦調教師。そんな「角居センセイ」が4月4日に発売したのが「競馬感性の法則」(小学館新書)だ。
本書では「G1の戦い方」章に「重賞レース」章と、個々のG1レースを自身の管理馬のレース実績を交えて検証し、レースの特徴や見解を述べている。
本書を読むと、競馬サークル内に属する角居調教師と、一般競馬ファンの認識の違いが明確に見えて面白い。特に興味深かったのは、今週末に開催されるヴィクトリアマイル(G1)に関する見解だ。
角居調教師は「どんな男馬よりも体調のよい牝馬のほうが強い」と考えているらしい。牝馬ながら日本ダービーを制し、最終的にG1を7勝したウオッカを管理した師だからこその発言だろう。特にヴィクリアマイルは「春唯一の古馬牝馬G1」ということで、同レースをも目標に仕上げると牝馬が一気に成長すると語っている。「女馬は春に、男馬は夏に強くなる」という格言を大切にしているようだ。関係者からすれば「牝馬限定だから楽」というレースはではないようだ。
後半には「競走馬の四季」と題し、競馬デビューやデビュー後勝たせることの難しさ、夏や秋それぞれの競馬の楽しみ方、着眼点を紹介。名伯楽ならではの独自の視点を交えた内容は読み応え抜群だ。
最後には「競馬場へ行こう」と題し、馬券を買えない調教師が馬のどこを見ているのか、パドック、そして返し馬で注目すべき点を惜しみなく披露。これを読めば馬券を買う際の視点が大きく変わる、かもしれない。
日本トップクラスの実績を持つ「角居センセイ」の思考を垣間見られる1冊。古参の競馬ファンも競馬ビギナーも必見の書だ。時折自身の自慢話が出てくる感じもご愛嬌である。
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