GJ > 競馬ニュース > 悲しきペルシアンナイト
NEW

ダービーでデムーロに「捨てられた」悲しきペルシアンナイト……新コンビ戸崎圭太騎手とともに「2つの意味」で雪辱に燃える大一番!

perushiannaito.jpgペルシアンナイト(競馬つらつらより)

 短期間にダブルで苦い経験を味わったこの馬にとって、日本ダービーは大きな意味を持つ一戦になりそうだ。

 クラシック第1弾の皐月賞で4番人気ながら2着、同厩舎のアルアインとタイム差なしの接戦を繰り広げたペルシアンナイト(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)。ゴールまで残り100mの地点では一旦先頭に立ったようにも見えただけに、まさに痛恨の敗戦だった。

 ダービーという晴れ舞台でこの2頭に毎日杯2着のサトノアーサーを加えた3頭出しを予定している池江泰寿調教師。オルフェーヴルやサトノダイヤモンドといった現代競馬を代表する名馬を生んだ名伯楽は、スポーツ報知のサイト上でペルシアンナイトを以下のように評価している。

「中山の2000mよりは合っていると思います。中団からそのやや後ろくらいで脚をためられれば。こちらは母系に中距離以上で活躍する馬が多いので、2400mは心配していません」

 確かに過去のレースぶりを見ても、重賞初制覇だった2走前のアーリントンCのように直線でじっくり加速して末脚を発揮した方がいいタイプ。そういう意味で小回りの中山から直線の長い東京への舞台替わりは良い方に働くはずだ。

 悔しい思いをした皐月賞も、内枠から終始ラチ沿いを走らされる窮屈な立ち回りを強いられた。それでも連対を確保したあたりはさすがといったところだが、本来的には広いコースをのびのび走らせたほうが持ち味は生きるだろう。

 さて、本記事のタイトルにて「2つの意味」という言い回しを使ったが、1つ目は当然ながら「皐月賞の雪辱を晴らす」という意味。そしてもう1つはというと…何を隠そう、ペルシアンナイトの「悲劇的」といってもいい鞍上交代劇が関係している。

 というのも、ここまで3戦でコンビを組み、重賞1勝&G1・2着1回と抜群の相性だったデムーロ騎手が、なんと本番のダービーで別の馬に乗ることになったのだ。

ダービーでデムーロに「捨てられた」悲しきペルシアンナイト……新コンビ戸崎圭太騎手とともに「2つの意味」で雪辱に燃える大一番!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  2. 横山武史「乗り替わり」の無念を晴らす重賞勝利に会心ガッツポーズ! 初のメイン勝ちなど大暴れ「妹弟子」の活躍も刺激に?
  3. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  4. 【青葉賞】「幻のダービー馬」スキルヴィングの勝利から1年…待ち受けていた悲劇的な結末、改めて痛感する人馬無事の大切さ
  5. 【羽田盃】新ダート三冠初戦を桃井はるこがぶった斬り!? アマンテビアンコ✕川田将雅よりも推したいあの1頭は? モモーイの超!大穴でGJ 羽田盃2024
  6. 【青葉賞】武豊「ダービーに出さないといけない」キタサンブラック弟シュガークン出陣! 相性抜群レース完勝も、本番に不安材料?
  7. 【天皇賞・春】「賛否」分かれる名馬のレース名と条件、芝のコパノリッキーやダートのロードカナロアに違和感ありあり…ライスシャワーもスプリンターだった?
  8. 本命馬が出遅れたら「自分の勘を疑うべき」なのはなぜか?キャプテン渡辺が考える「今日はダメだサイン」2つ【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. 【チャンピオンズマイル(G1)展望】海外転戦“5億円ホース”が世界最強ゴールデンシックスティに挑戦!昨年のNHKマイルC覇者が道悪で急浮上?
  10. 須貝尚介厩舎「重賞50連敗」ゴールドシップ、ソダシら手掛けた名門が苦戦…相次いだ誤算と見えてきた光明