武豊騎手のWASJ「神騎乗」に絶賛の嵐! 名手アンカツが引退まで追い続けた「騎手の極意」を”体現”した大胆騎乗に驚愕
E.ダシルヴァ騎手がカナダNo.1騎手の実力を見せつけ、見事優勝を果たした今年のワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)。JRA勢としては初日を首位で終えた戸崎圭太騎手と、福永祐一騎手が同点2位と存在感を示した。また、注目のJ.モレイラ騎手も総合4位と、その技術の高さを発揮。札幌競馬場に詰めかけた多くのファンが、世界一流の騎乗に拍手を送った。
そんな中、最も悔しい思いをしたのは、悲願のWASJ初優勝を狙っていた武豊騎手ではないだろうか。
開催時期の変更に伴いワールドスーパージョッキーズシリーズから、今のワールドオールスタージョッキーズに替わったのが2015年。今年で3年目となるWASJだが、武豊騎手は一昨年、昨年も総合2位と、あと一歩のところで栄冠を逃してきた。
今年の総合5位は、一見すると過去2年ほど惜しい成績ではないが、武豊騎手は自身の公式HP上の日記で『ワールドオールスタージョッキーズ 』と銘打ち「最終戦はイチかバチかの直線勝負にかけてみました。展開や流れが見事にハマったんですが、結果はハナ差の2着。あれがもし入れ替わっていればボクが優勝していたとあとで聞いて、急に悔しくなってきました」と心情を綴っている。
「武豊騎手はWASJの第4戦でハナ差の2着という惜しい競馬をしましたが、ポイント上位陣が軒並み下位に沈んだため、交わしていれば優勝という状況でした。
初日をわずか2ポイントで終え、第3戦は頼みのA評価でしたが2着。第4戦はD評価ということもあって万事休すかと思われたんですが、思い切った後方待機策を試みると、13番人気だったギブアンドテイクが激走。観客を大いに沸かせましたが、最後はわずかに届かず。本当に惜しいハナ差でした」(競馬記者)
さらに武豊騎手は「優勝賞金は300万円。G2格の重賞勝ちの進上金ですから、実に大きなハナ差でした」と悔しさを露にしている。レース直後は気付いていなかったようだが、関係者に話を聞いて、後からじわじわ悔しくなってしまったようだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
- 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ