GJ > 競馬ニュース > 藤田菜七子騎手JRA史上初の快挙へ
NEW

藤田菜七子騎手JRA史上初の快挙へ「頑張りたい」 史上最大のチャンスとなる小倉2歳S(G3)挑戦は抜群のスタートから主導権握る?

【この記事のキーワード】, ,
藤田菜七子騎手JRA史上初の快挙へ「頑張りたい」 史上最大のチャンスとなる小倉2歳S(G3)挑戦は抜群のスタートから主導権握る?の画像1

 27日、新潟の最終レースを勝ち、JRAの女性騎手としては増沢由貴子騎手以来、20年ぶりの年間二桁勝利にリーチを掛けた藤田菜七子騎手は「来週は小倉でも競馬に乗るので、頑張りたい」と、早くも今週の競馬を睨んだ。

 それもそのはずだ。『スポーツ報知』の取材に「チャンスはある」と語っているように、自らの手で初勝利を上げたフローラルシトラス(牝2歳、美浦・武井亮厩舎)と挑戦する来月3日の小倉2歳S(G3)は、どちらかといえば参加することに意義があっただけの、これまでの重賞挑戦とはまったく意味合いが異なっている。

 JRAにとっては16年ぶりの女性騎手誕生となった昨年のデビュー以来、これで通算4度目となる重賞挑戦。モウカッテルと挑んだスプリングS(G2)は、デビューからわずか3週間足らずでの重賞初挑戦となった。まだJRAで初勝利すら上げておらず、話題先行の感はどうしても否めなかった。

 単勝は11頭中8番人気の55.3倍だったが、9着に沈んだ前走の弥生賞(G2)が321.6倍だったことを考慮すれば”菜七子人気”は明らかだった。結果は9着。「重賞はやっぱり同じレースといえ、違う雰囲気でした」と結果よりも経験を積むことが重視された起用だった。

 藤田菜七子騎手にとって2度目の重賞となる昨年の目黒記念(G2)、3度目の今年のダイヤモンドS(G3)は共にサイモントルナーレとのコンビでの挑戦となった。

 単勝は76.5倍と154.8倍。ただ、それでもそれぞれの前走が388.9倍、700.9倍だったことを考慮すると、到底勝ち目のない戦いだったことは明らかだ。それぞれ13着と14着に敗れたが、共に後方から伸びずという形で、せっかくの重賞挑戦もレースに参加することさえできないといった印象を受けた。

 しかし、今回の小倉2歳Sへの挑戦は、どちらかといえば参加することに意義があった過去3回の重賞挑戦とは明らかに違う。コンビを組むフローラルシトラスは、間違いなくチャンスのある馬の中の1頭だ。

藤田菜七子騎手JRA史上初の快挙へ「頑張りたい」 史上最大のチャンスとなる小倉2歳S(G3)挑戦は抜群のスタートから主導権握る?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
  4. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  5. リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点
  6. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  7. 川田将雅「ルメール封殺」に絶賛の声! NHKマイルCを含む11戦8勝「川田祭り」で帰ってきたライバルに強烈な復帰祝い
  8. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  9. 【NHKマイルC(G1)直前生情報】一昨年の153万馬券再び!? 「荒れる3歳マイル王決定戦」で注目の激アツ厩舎と頭の隅に入れておくべき穴馬とは
  10. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!