真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.29 13:16

JRA騎手「神10」誕生の悲劇……2年連続トップ10に変化なし「1年100勝単位」で広がり続ける騎手格差に悲鳴
編集部

12月28日開催が終了し、2017年の全日程を消化した中央競馬。例年にないハイレベルなリーディング騎手争いは、今秋からのロングスパートで戸崎圭太騎手を振り切ったC.ルメール騎手が外国人騎手として初のリーディング獲得で幕を閉じた。
惜しくも武豊以来の年間200勝はならなかったが、199勝は歴代4位の記録。また、武豊騎手が年間200勝超えを達成していた頃との大きな違いは、戸崎騎手やM.デムーロ騎手が食い下がったことで、しっかりとリーディング争いが行われたことだ。
例えば武豊騎手がJRA記録となる年間212勝を達成した2005年の第2位は、横山典弘騎手の134勝。数字でわかる通り、リーディング争いという観点では早々に決着がついていた。
逆に今年は1位が200勝に到達する寸前だったにもかかわらず、秋口までルメール騎手の独壇場にならなかったばかりか、デムーロ騎手を加えた3人の争いとなったのは極めて異例。過去に例がないほど、ハイレベルなリーディング争いとなった。
ただ、述べるまでもなく全体のレース数は限られており、上位陣がハイレベルなデッドヒートを繰り広げると、当然ながらそのしわ寄せは下位陣にやってくる。言い換えれば、華やかなリーディング争いの裏で、騎手同士の「格差」はますます広がったということだ。
その傾向を如実に表したのが「1054」→「1132」→「1263」という数字だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分