真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.11 14:18

元JRA藤田伸二氏「オジュウチョウサン乗り替わり批判」……武豊に罪はない、が……
編集部

障害G1・5連勝、重賞9連勝とJRAの記録を更新し続けているオジュウチョウサン(牡7、美浦・和田正一郎厩舎)。押しも押されもせぬ”障害の雄”だが、この夏に武豊騎手と開成山特別(芝・2600m/500万下)に参戦予定とあり、異例の注目を集めている。
オジュウチョウサンは平地でデビューしており、これまで2走しているものの8着、11着と成績は奮っていない。その後障害に転向して、さらに石神深一騎手と出会い覚醒。他の追随を許さない成績を収めている。
障害馬としてはレジェンド級の成績を残している同馬の突然の平地挑戦。この選択には戸惑いを覚える競馬ファンも多く、賛否両論を呼んでいた。そしてその声は元JRA騎手の藤田伸二氏のもとにも届いており、自身が出演するYouTubeチャンネルで独自の見解を披露している。
まずオジュウチョウサンに騎乗するのが石神騎手ではないことを疑問視。以前、公開された動画では、石神騎手が平場の免許を更新していないための乗り替わりではないかと推測していた。だが、藤田氏が確認したところ、現在でも更新しているとのこと。
それにもかかわらず、乗り替わりとなったのは『平場だから』という理由で馬主が決定したためだという。藤田氏は「(石神騎手が)平場(平地)でも乗ろうと思ったら乗れる」とし、多くの障害G1を手中に収めているにもかかわらず「平場になったらすっと乗り替わりさせられるのは乗り役、騎手としては心外」と心情を慮った。さらに騎乗を頼まれる騎手には問題がないとしつつ「(オレは)騎乗するのは気が引ける。オレが頼まれたら『いいですわ』となるわ」と話していた。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を