GJ > 競馬ニュース > モレイラの被害者
NEW

J.モレイラ「JRA騎手化」最大の被害者はアノ2人!? 香港No.1の通年免許獲得で、日本人騎手リーディング「永久消滅」の危機

【この記事のキーワード】, ,
J.モレイラ「JRA騎手化」最大の被害者はアノ2人!? 香港No.1の通年免許獲得で、日本人騎手リーディング「永久消滅」の危機の画像1

 あの”ウワサ”がいよいよ現実味を帯び、競馬界ではちょっとした騒ぎとなっている。

 9日、香港で3シーズン連続リーディングのJ.モレイラ騎手が、この秋にもJRAの通年免許を受験する意向があることを表明。M.デムーロ騎手、C.ルメール騎手に続く、3人目の外国人通年騎手の誕生が、最短なら来年3月に迫ってきた。

 すでに4年連続の来日で、JRA通算38勝を上げているモレイラ騎手。2016年にはJRAタイ記録となる騎乗機会7連勝を達成。さらにはモーリスでチャンピオンズマイル(G1)、ネオリアリズムでクイーンエリザベス2世C、ヴィブロスでドバイターフ(G1)を勝つなど、すでにその手腕は日本の競馬関係者にも極めて高く評価されている。

 そんな「超大物」の移籍とあって、競馬界に大きな影響を与えるのは確実。年間100勝を超えてリーディングを争う存在となることは濃厚で、早くも日本人騎手からは”悲鳴”が聞かれているようだ。

「これまでもモレイラが短期免許などで来日した際は、ここぞとばかりに有力馬が集まり、圧倒的な結果を残しています。ということは当然、割を食う騎手もいるわけで……。これまでは短い期間で『嵐が過ぎ去るのを待つ』ような心境でしたが、これが通年となるとその影響は極めて大きいことが予測されます。

実際にデムーロとルメールが通年で騎乗するようになり、川田将雅や福永祐一、岩田康誠といった日本のトップ騎手たちは影響を受けていると話していますし、ここに香港で勝ちまくっていたモレイラが加われば、いよいよ日本人騎手がリーディングを獲ることは不可能になるかもしれませんね」(競馬ライター)

J.モレイラ「JRA騎手化」最大の被害者はアノ2人!? 香港No.1の通年免許獲得で、日本人騎手リーディング「永久消滅」の危機のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  2. JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは
  3. JRA・M.デムーロ「ノーザン系クラブ」に干され、リーディング8位転落……サンデー・シルク・キャロット「月1」しか乗れず
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  10. 【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」