GJ > 競馬ニュース > 函館SS栗東情報
NEW

函館SS(G3)はJRA栗東情報2頭の「取捨」で決まる!? 昨年覇者に「夏王」の状態が鍵

【この記事のキーワード】, ,
函館SS(G3)はJRA栗東情報2頭の「取捨」で決まる!? 昨年覇者に「夏王」の状態が鍵の画像1

 開幕週の6/17(日)に函館競馬場で行われる第25回函館スプリントS(G3)。JRAサマースプリントシリーズの初戦ということもあって、有力スプリンター達がここに集結してくる。過去の優勝馬をザッと眺めても、パドトロワ、ドリームバレンチノ、カレンチャン、ワンカラット、キンシャサノキセキ、シーイズトウショウ、ビリーヴなど快速馬として鳴らした馬たちがこぞって優勝を果たしている。

 洋芝で常に時計が掛かる函館の芝コースだが、近年この開幕週は速いタイムの傾向にあり、函館スプリントSは2年連続レコード決着となっている。今年はどんな強いスプリンターがゴール板を駆け抜けていくのだろうか。

 そこで栗東から2頭の情報がもたらされたのでお届けしたい。

 まずは、ジューヌエコール(牝4 栗東・安田隆行厩舎)。

 昨年、このレースを2馬身半差のレコード勝ち。デイリー杯2歳S以来の重賞勝ちで、期待されてきた馬がようやく結果を出した。これまで3頭しかいなかった3歳牝馬優勝を成し遂げる。しかし、以後二桁着順続き。一体何があったのだろうか。

「函館スプリントSを勝った後、蹄を傷めてしまい休養に入りましたが、一旦心身のバランスを崩すと調子は戻らなくて、10月復帰から4戦連続二桁着順。高松宮記念(G1)17着で、再度放牧に出されました。

蹄は調子よくなったものの、今度は右前脚の球節部に張りが出て復帰が遅れてしまい、5月下旬に帰厩。これまで6本時計を出していますが、今回は急仕上げの感じがしています。最終追い切りは函館の芝コースで追われたんですが、『昨年と比べるといま一つ』(厩舎関係者)。ただし、昨年は追い切った後でグンと良くなっているんで、今回もその地力に期待したいですね」(競馬記者)

 ディフェンディングチャンピオンだけに見限れないが、馬に走る気持ちが戻っているかどうかも気になる。今回は少し割引きが必要かもしれない。

函館SS(G3)はJRA栗東情報2頭の「取捨」で決まる!? 昨年覇者に「夏王」の状態が鍵のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【スプリンターズS(G1)】何故「絶好調」ナムラクレアは敗れたのか。レース後、調整過程に起こった変革。まさかの5着に終わった昨年の裏事情とは
  2. 全国リーディング6位のトップ騎手が重賞1番人気「11連敗」の泥沼…菊花賞(G1)権利取り失敗の日本ダービー3着馬に黄色信号
  3. 天皇賞・秋(G1)「最強馬問題」がついに決着か、イクイノックスとドウデュースの直接対決がついに実現…ズバリ勝つのはどっち?【GJ読者アンケート】
  4. 東西最終レースに未来のダート女王候補登場か? 武豊主戦のインゼルレーシング所有馬とキャロットファームのドゥラメンテ産駒に熱視線
  5. スプリンターズS(G1)横山武史「史上2人目」大記録達成に王手! 相性抜群パートナーと臨む舞台で武豊、C.ルメール、川田将雅超えなるか
  6. 「武豊超え」に燃える横山典弘、スプリントG1・6勝の名伯楽が「横山マジック」に託す
  7. 凱旋門賞はなぜ「日本の夢」であり続けるか。「名馬の墓場」と世界から侮蔑の眼差しを受けた過去を乗り越えて 〜スルーセブンシーズの孤独な挑戦〜
  8. 1日5勝の川田将雅さえ霞む池添謙一のW神騎乗! 15番人気→10番人気でWIN5「歴代5位」4億2878万3320円演出&菊花賞切符ゲットの大仕事!
  9. 「将来が楽しみ」圧巻の勝ちっぷりに川田将雅も絶賛! イクイノックスの名門からまた新たな大物が出現、目指すは来年の三冠競走か
  10. 審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】