真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.21 15:18

JRA藤沢和雄調教師「不運」ゴーフォザサミット米国遠征断念……しかし「秋は逆に買い」?
編集部
断念、無念!
米ベルモントダービー招待S(米G1)に出走するため調整を進められてきたゴーフォザサミット(牡3 美浦・藤沢和雄厩舎)が「急遽遠征中止になった」と厩舎サイドから発表されたのだ。理由は「貨物機のトラブル」だという。
「貨物機の整備不良で、19日の夜に『欠航が決まった』と陣営に連絡が入ったそうです。日本ではこの1機しかなく、他で輸送するとなると韓国経由になるため、馬への負担を考慮し、諦めたようですね」(競馬誌ライター)
米国G1に挑戦することになっていたゴーフォザサミットは、今年の日本のクラシック戦線で活躍。ダービートライアルの青葉賞(G2)を2分24秒4という好タイムで優勝。しかし、日本ダービー(G1)は7着と不完全燃焼に終わっていた。
ところが陣営は、米国から思わぬ招待を受けることとなる。7/7に行われるベルモントダービー招待Sへの出走であった。芝2000mの競走で、賞金総額125万ドル。日本円にして約1億750万円。
昨年はハーツクライ産駒で日本産馬のヨシダが出走して5着。2012年にも、ベルモントダービー招待Sの前身のジャマイカハンデキャップ(この時は芝1800m)というレースにハットトリック産駒で米国産馬のキングデヴィッドが出走し優勝している。
今回招待を受けたことから、厩舎サイドとオーナーサイドが前向きに検討を重ねて、6/7に正式に招待を受諾。出走することを藤沢和調教師が発表した。調整していた茨城県のミホ分場からゴーフォザサミットを帰厩させて、6月下旬に検疫を行なう予定だった。
PICK UP
Ranking
11:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?