真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.22 07:50

宝塚記念(G1)W杯「28年間の伝説」で”キセキの復活”待ったなし!? 半世紀ぶり連覇へM.デムーロ騎手のイメージは「あの神騎乗」?
編集部
21日、週末に阪神競馬場で開催される宝塚記念(G1)の枠順が決定し、ここ「5年で5連勝中」と圧倒的な結果を残している「8枠」にキセキ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。
復活を目指す昨年の菊花賞馬に「朗報」が舞い込んだ。毎年、外枠に良績が集中している宝塚記念だが、8枠は5連勝中。陣営は「ちょっと極端ですね」と複雑な表情を見せたが、データ的に大きなアドバンテージを得たことは間違いなさそうだ。
昨年の菊花賞を1番人気に応えて優勝し、将来を嘱望されたキセキ。しかし、その後は香港ヴァーズ(G1)で9着、今年の始動戦となった日経賞(G2)でも9着と、いずれも期待を裏切る結果に終わっている。
その最も大きな原因となっているのが、気性面の課題だ。
特に、前走の日経賞では馬の後ろで我慢できずに、2コーナーから先頭に立つ競馬。昨年の良い頃は、4戦連続で上がり最速を記録するほどの末脚自慢だったが、チグハグな競馬のまま惨敗を喫した。鞍上のC.ルメール騎手とはデビュー戦以来のコンビだったが、レースを重ねるごとに激しさを増している印象だ。
そんな傾向は陣営も把握しているようで、角居勝彦調教師も『スポーツ報知』の取材に対して「あのまま調教をしていけば短い距離しか使えなくなる」と危機感を募らせている。そこで、この中間はあえて放牧に出してリフレッシュを図ったようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を