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JRA菊花賞最有力へ「ニックス」も後押し?……ブラストワンピースが新潟記念「大圧勝」

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 直線1,000mの名物レースでお馴染みの新潟競馬場の夏開催も幕を閉じた。最終日の9月2日に行われた第54回新潟記念(G3)に、日本ダービー5着のブラストワンピース(牡3歳 美浦・大竹正博厩舎)が出走した。

 ブラストワンピースはこの春、毎日杯(G3)勝利後、異例のローテで臨んだ日本ダービーでは脚を余しての5着だったが、この秋の目標は牡馬クラシック最後の一冠である菊花賞。こちらも異例の、前哨戦「新潟記念」を選択。

 レースを振りかえってみよう。大方の予想通りマイネルミラノが逃げてひっぱる展開となった。番手にはマイネルハニー、セダブリランテスが追走する。ブラストワンピースはまずまずのスタートを決めると後方3番手を追走。レースの流れは1000m通過59.2のミドルペース。4コーナーをまわり、直線に入ると池添謙一騎手は伸びる大外に出し力強い末脚を披露。最後は外ラチ沿いをかけ抜け勝利した。3F上がりはメンバー中最速の33.5、レースタイム1:57.5も優秀だ。並み居る歴戦の古馬を一蹴しての圧勝だった。

 大外から力強く抜け出し他馬を気にする事なく独走する姿は、あの最強三冠馬、ナリタブライアンのダービーをも彷彿とさせた。あまりにも余裕で圧巻のレースだった。

 勝利ジョッキーインタビューで鞍上の池添謙一騎手は「次、菊花賞に向けての一戦ですし、先週から外差しの馬場になってましたし、外に出そうと考えていました。追い出しても余裕があったので外に出してお客様に見て頂こうかなと思いました。今日はステッキも一発も使ってないですし、強かったと思います。ダービーでは悔しい思いをしたので菊花賞では何としても勝ちたいと思っているので応援して下さい」と、ここは本番前の前哨戦レースであると余裕のコメントだった。池添謙一騎手はこれが新潟競馬場での重賞初勝利。新潟記念を3歳馬が勝つのは1983年以来35年ぶり。

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