GJ > 競馬ニュース > 菊花賞最有力馬  > 2ページ目
NEW

JRA菊花賞最有力へ「ニックス」も後押し?……ブラストワンピースが新潟記念「大圧勝」

【この記事のキーワード】, ,
JRA菊花賞最有力へ「ニックス」も後押し?......ブラストワンピースが新潟記念「大圧勝」の画像2

 ブラストワンピースは2015年4月2日生まれのノーザンファーム産馬。母は中央3勝・阪神ジュベナイルF(G1)5着したツルマルワンピース。8月には1つ下の半妹ヴィクトリアピースも新馬勝ちした。父はNorthern Dancer系のハービンジャーで、後に一口馬主クラブのシルクホースクラブで2,000万で募集された。

 ブラストワンピースの募集当時、ハービンジャー産駒からは重賞勝ち馬のベルーフやドレッドノータスは出たものの、巷では「G1では通用しない種牡馬では」と囁かれていた。だが、2017年に入ってモズカッチャンがオークスで2着したのを皮切りに秋華賞をディアドラ、エリザベス女王杯をモズカッチャン、マイルチャンピオンSをペルシアンナイトと、3歳馬のG1勝ち馬が次々誕生した。

 血統評論の栗山求氏いわく「ペルシアンナイト、モズカッチャン、ディアドラ、そしてブラストワンピースとハービンジャー産駒の活躍馬のほとんどは母系にNureyevが入っており、もはやこの配合は大物を傑出するニックスだ」と絶賛している(グリーンチャンネルより)

 さて、今回、新潟記念を楽勝したブラストワンピースだが、実は日本ダービー出走後の6月には、同馬を管理する大竹正博調教師から「オーナーサイド・牧場サイドと協議を重ねた結果、秋の最大目標を菊花賞に置き、その前哨戦の新潟記念に向かうことにしました。今後はそれに向けて天栄サイドと連携し調整を進めていきます」と早々と菊花賞行きを明言していた。

 今回、同馬を菊花賞の前哨戦として新潟記念を使ったことは、多分に「ノーザンファームの使い分け」という意図はあるのだろうが、またもや異例のローテでG1に臨むブラストワンピース。大一番の菊花賞で大輪を咲かせることができるか注目だ。

JRA菊花賞最有力へ「ニックス」も後押し?……ブラストワンピースが新潟記念「大圧勝」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  5. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬