真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.12 15:35

「武豊→岩田康誠」マカヒキ有馬記念で期待大!? 「スピード勝負→パワー型」存在感取り戻した名手はどう攻める?
編集部
23日に開催されるグランプリ有馬記念(G1)。いまだ「完全復活」を遂げられないマカヒキ(牡5 栗東・友道康夫厩舎)の鞍上を岩田康誠騎手が務めることがわかった。
マカヒキは一昨年の日本ダービー馬だが、その後欧州遠征を経て調子が下落・骨折。今年夏の札幌記念で復帰しいきなり2着と好走したものの、続く天皇賞・秋では出負けとハイペースについていけず7着と敗退。まだ「あの頃」の強さを見せられないでいる。天皇賞で騎乗した武豊騎手は有馬記念をオジュウチョウサンで挑むため、鞍上は空転している状況だった。
すでに「ピークを過ぎた」という声も多いマカヒキ。出走予定だったジャパンCは状態が整わず回避。有馬記念に照準を絞ってきた。天皇賞で騎乗した武豊騎手が「ペースが緩むところがなく、脚がたまらなかった。ラストもギアが全く変わらなかった」と発言するなど、現在のマカヒキはスピード勝負についていけない、という見解もよく耳にする。その説が真実とすれば、世界レコードを記録したジャパンCに出なかったのは「正解」ということだろうか。
そういう意味では、有馬記念は例年スローペースになりやすく、さらに暮れの荒れた中山の馬場。稍重の札幌記念で好走した”今の”マカヒキには向いているのではないだろうか。
そして、鞍上岩田康誠騎手というのが何とも不気味だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬