GJ > 競馬ニュース > 「5歳の意地」ムイト  > 2ページ目
NEW

JRA「5歳の意地」ムイトオブリガード真の力? 日経新春杯(G2)で強豪4歳に”大人”見せつける

【この記事のキーワード】, ,

 父ルーラーシップはG1馬を量産するタイプではないが、コンスタントに活躍馬を出していきそうだ。長目の距離も合っているだろう。昨年はジャパンC(G1、芝2400メートル)2着のキセキ、オークス(G1、芝2400メートル)2着のリリーノーブルなどが活躍した。また、祖母は名マイラーのシンコウラブリイだが、シンコウラブリイの母ハッピートレイルズの系統からは距離をこなす馬も出ている。たとえば近親にオークス2着のチェッキーノがいるのも心強い。

 ただし、ムイトオブリガードには未知の部分も多く、それだけにいくつか課題もある。1つはアルゼンチン共和国杯はレベルの高いレースではなかったため、更にパフォーマンスを上げる必要があること。

 もう1つは昨年は東京コースに的を絞って使ったため、京都コースに対応できるかどうか。これについて角田調教師は「ゆったりとした競馬の方がいいと思うので、舞台はいいと思う」と語っている。これは大箱コースの方が合っているという意味だろう。とはいえ京都の芝は2度しか走っていない。

 また、京都の2400メートル(外回り)はスローペースになる傾向があり、上がり勝負になりやすい。事実、上がり勝負となったアルゼンチン共和国杯ではパフォーマプロミスに負けている。これについては角田調教師が「立ち回りひとつ」と言うように、鞍上川田将雅騎手の腕に期待がかかる。

 これらの課題を克服できれば遅れてきた素質馬ムイトオブリガードが4歳馬のメイショウテッコンらを打倒することも可能だろう。万全のデキで臨んでくれば、持てる能力が明らかとなる。

JRA「5歳の意地」ムイトオブリガード真の力? 日経新春杯(G2)で強豪4歳に”大人”見せつけるのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  3. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  4. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  5. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  6. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  7. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  8. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  9. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  10. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】