真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.22 16:11
JRA栗田博憲調教師「今思い返しても胸くそ悪い」。名伯楽の”心残り”……波紋を呼んだ「年度代表馬」論争から26年
編集部
例年以上の盛り上がりを見せたフェブラリーS(G1)も終わり、今週末からいよいよ春競馬が開幕。だが競馬界では同時に、定年を迎えた調教師などが引退する”別れの季節”でもある。
特に今年は、数多くの名馬を手掛けた調教師8名が同時に引退。各陣営にとって”有終の美”を飾るために力が入るのは当然だが、中でも土日合わせて14頭の大攻勢をかける栗田博憲厩舎は特に注目される存在だ。
「平常心ですよ」
『中日スポーツ』の取材に”いつも通り”を強調した栗田調教師。一昨年に引退した皐月賞馬イスラボニータを手掛けるなど、晩年もファンを沸かせた名伯楽だが、引退するにあたって大きな「心残り」が1つだけあるという。
「あれは、今思い返しても……」
栗田調教師がそう振り返るのは、厩舎が上げたG1全6勝の内、3勝を上げた名マイラー・ヤマニンゼファーのことだ。
1993年に安田記念(G1)と天皇賞・秋(G1)を制したヤマニンゼファー。当時、マイルと中距離の”二階級制覇”を成し遂げられたのは、オグリキャップやニッポーテイオーといった一部の歴史的名馬だけであり、距離の壁を覆した本馬も高く評価された。
しかし、同年の年度代表馬に選出されたのは菊花賞馬のビワハヤヒデ。それも同馬が勝ったG1はその1つだけだったことから、当時の競馬ファンやマスコミに間でも大きな議論を呼んだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
- 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
- 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
- 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
- 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
- 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】