JRA大阪杯「耳寄り情報」!! キセキら西の実力派が虎視眈々と上位進出を狙う
今週末に開催される大阪杯(G1)。今年はG1馬が8頭も集結するとあって、大いに注目を集めている。そのレースに出走する馬たちの【耳寄りな情報】がもたらされた。今回はその情報をお届けしよう。
「自分のリズムで走れれば好走は可能」と関係者も期待を寄せるのはキセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)。
昨年、川田将雅騎手とコンビを組むと逃げ馬として覚醒。昨秋、天皇賞・秋では勝ち馬レイデオロから0.2秒差の3着、ジャパンカップではアーモンドアイに次ぐ2着、有馬記念で5着とG1競走を3戦していずれも掲示板を外さない安定感ある走りを披露している。
「最終追い切りはCWで5F68.2秒、ラスト11.7秒。スタッフは『先週にビシッと追ったし、動きが良かったので、今週は反応を確かめる程度』と話していて状態は良さそうでした。
鞍上を務める川田騎手も、現在リーディングトップにいるなど好調の様子。昨年から惜しい競馬が続いているので、そろそろ勝利をつかみたいところでしょう」(栗東関係者A)
菊花賞以来の勝利をあげることができるだろうか?
巻き返しが期待されているエポカドーロ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)。
皐月賞(G1)を制し、日本ダービー(G1)では2着と、春のクラシックでは好走。だが菊花賞(G1)を8着で終えると、今年の中山記念(G2)も5着と低迷。大阪杯で好走して上昇気流に乗りたいところだが、「中山記念が絶好の形だっただけに、物足りなさが残ります」(栗東関係者B)と、テンションは上がらない。
さらに「3歳時から大きな変化がないんですよね」と本馬を評し、「母系も早熟で底力が劣る印象。今回の1ハロン延長もプラスとは言えません」と弱気な一面を覗かせる。
「他よりリードしているのは順調度だけ」とのことだが、果たして……?
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
- 【激走候補5頭】J.モレイラ不在の週末は波乱必至!? 大荒れ実績十分福島牝馬S(G3)&フローラS(G2)【週末重賞ピックアップ】
- セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- デビュー3年目の武豊が「神業」魅せた天皇賞・春…イナリワンとの邂逅でいよいよ凄みを増したリヴィングレジェンドの存在【競馬クロニクル 第52回】
- 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか