真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.08 15:39

JRA皐月賞(G1)「第二のアルアイン」地味目ランスオブプラーナの「逃げ」要注意! 松山弘平と「2年前の再現」へ
編集部
14日に開催される皐月賞(G1)。牡馬クラシック初戦にして「平成最後のクラシック」として、大きな注目が集まる。
人気の面では、超良血にして3戦3勝のサートゥルナーリアが抜けた人気となり、アドマイヤマーズやダノンキングリー、ヴェロックスあたりがそれを追うという形となるだろう。いずれも重賞やトライアルで実績を残してきた馬だ。
ただ、実績上は「同レベル」なのに、どう考えてもそこまで人気しなさそうな馬が1頭。まあ”このレース”の勝ち馬が皐月賞に出れば、例年そんなイメージはあるのだが……。
「3月の毎日杯(G3)を制したランスオブプラーナ(牡3 栗東・本田優厩舎)は、おそらくそれほど人気はしないでしょうね。ここまで6戦3勝、馬券圏を外したことがない堅実派ですが、やはり地味。
父ケープブランコは愛ダービー、愛チャンピオンSを制し、アメリカでもG1を3勝した名馬ですが、2014年に日本軽種馬協会によって購買されて、これが初年度産駒。その点もランスオブプラーナの地味さ加減に拍車をかけています」(競馬ライター)
重賞初制覇を達成した毎日杯では、絶好のスタートから1枠1番を活かし楽々ハナに立つと、1000m60.7秒のマイペースに持ち込む。直線では手応え抜群で、残り200mで抜け出し、追いすがるウーリリの追撃をクビ差振り切って優勝。松山弘平騎手の見事な手綱さばきも光ったレースだった。
が、やはりそこまで強さを感じるかといえば、そうでもないというのが大方の感想ではないだろうか。相手関係を考えても、今回のライバルを相手に逃げ切れるのか、と。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を